先日、樹状ライブロックを買いにB-BOXアクアリウム八潮店にいってきました。
普段は生体もみるのですが、その日はとにかくライブロックを選ぶことに専念していたので、生体のことにはまったく関心が向いてませんでした。
そこに奥様のひと言。
「セグロチョウがいるよ」
セグロチョウは、スダレチョウ、トゲチョウ、チョウハンと同じく水槽で飼いたいと思っているチョウチョウウオです。
「あとで見るよ」
と返したものの、やはり気になってライブロックの選定を急ぐことにしました。
とにかく20kg分のライブロックを選定したあと、セグロチョウが泳いでいる水槽へ。
そこには12cmほどの体長のセグロチョウが悠々と泳いでいました。
じっと生体を観察する限り、スレや寄生虫の様子はなし。
で、餌食いの状態を確かめるため、店員さんにお願いして餌やりを。
最初は粒餌をやりましたが、目で追うだけでそれ以上の反応なし。
といっても、目で追うだけでも充分なんですけどね。
「ブラインシュリンプならいけるんですけどね」
と店員さんがスポイトで解凍した餌を吹き込むと、威勢良く食べる姿が。
しばらく考えた後、「フレークは?」と違う餌をお願いしてみました。
セグロチョウにはまだフレークを与えてないようで、反応はどうだろうという感じでしたが、何となくフレークだったらいける気がしました。
でフレークを与えてみると...とりあえず突くようです。
突けばその先はあっという間です。
サイズの割にお値段も手頃だったので、即買い決定。
本当は水槽が立ち上がるまで新しい生体は追加する予定はなかったのですが、魅力に惑わされて飼ってしまいました。
で、これがそのセグロチョウ。
リセット前の水槽に住んでいた魚たちを待避させるために一時的に立ち上げた60センチガラス水槽の中で悠々と泳いでいます。
帰ってきてからフレークになれるまで2日ほど。その後粒餌に移行するのはさほどかかりませんでした。
水槽が立ち上がるまであと10日ありますが、その日が待ち遠しいところです。
さて、MCP10日目で行うことは、pHや塩分濃度の測定と足し水です。
今日は足し水前に記録しておきました。
足し水前:pH8.82, 塩分濃度34.93ppt, 水温25.0℃
足し水後:pH8.69, 塩分濃度34.65ppt, 水温25.3℃
という具合でした。
ここで気になるのは、pHがやや酸性に傾き始めたと言うことです。
MCPの中盤のpHは9.30前後を維持していましたが、ここに来て8.7台まで落ちてきました。
これはおそらく、ですが海水中のアンモニウムイオン(NH4+)が減少し、その代わりに硝酸塩(NO3-)イオンが増加してきたためだと思います。海水が立ち上がってきた証拠ですね。
もう少し辛抱すれば、透き通った海水(これは写真に撮れないので見せられませんが、立ち上がった海水の綺麗さは何とも言えません)になるはずです。
それまでもう少しの辛抱です。
さて、昨日投入したハナビラタカラガイですが、早速お仕事をしてくれています。
樹状ライブロックについた茶ゴケをしっかりと食べている様子が見られます。
なかなか頼りがいがあるので、コーラルタウンで40匹追加で購入しました。
石灰藻も徐々に付きつつあります。
ライブロックにポツンと赤い斑点があるのがわかるでしょうか。
これは自宅に持ち帰ったあとに付いた石灰藻です。
このライブロック全体に石灰藻が付くには相当長い時間がかかりますが、ある程度見栄えがあるライブロックになるには、それほど時間はかからなさそうです。
こちらも定点観測したいと思います。
マリンケアプログラム 11日目とセグロチョウ
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どこにタカラガイがいるの??見えない…
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>miffyさん
写真のど真ん中。