マリンケアプログラム(MCP)12日目です。
中間地点を越えました。
今日も本来やることは海水濃度の測定と足し水、また必要に応じてコーラリングロの添加ですが、プログラム終了後の運営を見据えてここで一度おおざっぱに水質検査をやっておくことにしました。
MCPが終了したら、コンプリートリーフケアプログラム(RCP)でSPSおよび魚の飼育を考えています。
RCPのステージ1では、高Alq, 高Ca,高Mgの状態でSPSを維持し成長させることを目指しています。従って、RCPの第一段階で求められるパラメータと現状を比較しておき、この後どのような作業を行うべきか考えておくことも重要です。
さて、RCPにおけるSPSの成長で求められるパラメータは次の通りです。
海水濃度35.5ppt,アルカリニティ12.6dKH,Ca405ppm,Mg1390ppmです。
これを今日の測定値と比較することにします。
括弧内は推奨値です。
pH 8.60
海水濃度 34.45ppt(35.5ppt)
水温 25.1℃
NH4 0ppm
NO2 <0.3ppm(測定限界) NO3 2ppm NO3 2ppm(2ppm) PO4 0.04ppm(0.1ppm) KH  9.5dKH(12.6dKH) Mg  >1600ppm(1390ppm)
Ca  430ppm
概ね希望通りの値になってきていると思われます。
敢えて言えば、リン酸が驚くほど低い値になっているということです。
MgとCaは、それを消費するハードコーラル類が入っていないため高い値のままになっていると思われます。これらの値は21日目以降にハードコーラル類をいれることによって、少しずつ消費されるものと思われます。
ところで、これらの数値測定のうち、リン酸だけは専用の計測機器を使って計測しています。
リン酸を試薬を使い目視で計測するのは大変なので、この機器は大変重宝しています。
さて、明日ですが、明日もNO3:PO4-Xの添加、あさってはいよいよ最初の魚となるハギ類の投入です。
ハンナ リン酸塩LRチェッカー 水質測定 HI713 関東当日便

¥5,666
楽天