MCP14日目です。
14日目は最初の魚類となるハギ類を始めとする草食の魚を投入できるとあります。
100リットルにつき1匹の割合で、うちの水槽は430リットルですので、4匹は投入できることになります。
前にも書きましたとおり、既に投入する魚は決めてあります。
水槽は3つに分かれていますので、それぞれコーレタン、アトランティックブルータン(以上コーラルタウンで購入)、トミニエンシスタン(前から飼っていた魚。マリンギフトにて購入)を投入します。
コーレタン、アトランティックブルータンは既にコーラルタウンに到着しているので、今日の午後取りに行きました。
「でかいですよ」とは聞いていたものの、いざ水合わせのためにバケツに放流すると...
コーレタン
でかい...
良くお店で目にするコーレタンの軽く1.5倍はありそうです。
一方のアトランティックブルータンはというと
アトランティックブルータン
こちらは500円玉サイズ。警戒色になってますね。
さて、水合わせを行い、それぞれの魚を水槽に放流しました。
ハギ類は気が強いとはいいますが、さすがに最初はフロー管の後ろに隠れていました。
体長を測りたいので早く手前に出てきて欲しかったのですが、なかなか出てきません。
部屋の電気を消し、250mmの望遠レンズで部屋の入り口からシャッターチャンスを待つこと十数分後でしょうか、やっと手前の方にでてきました。
すかさず撮影。
コーレタン体長
うーん、やっぱりデカいです。
コーラルタウンに発注する際、サイズをきいたら「9センチの大きめ」ということでしたが、実測12センチはありそうです。
これだけ体長があれば魚水槽でも充分にやってゆけそうです。
時を同じくしてアトランティックブルータンがでてきました。
アトランティックブルータン水槽
こちらは樹状ライブロックの間をすいすいと泳いでいます。
こちらも手前に来た瞬間をパチリ。
残念ながら、トミニエンシスタンは表まで出てきてくれませんでした。
さて、水槽的にはあと1匹投入が可能です。
草食系ということで、B-BOXアクアリウム八潮店で2週間前に飼ってきて今日までトリートメントしていたセグロチョウを投入することにしました。
水槽は魚水槽。
混泳
セグロチョウは最初からスイスイと水槽の中を泳いでくれていました。
しかし、このセグロチョウもデカイです。
13センチはありそうです。
店頭の魚や店員さんのお話を聞く限り、今年は当たり年になりそうです。
去年はことごとく外れましたので(クイーンは青い個体が多かったですけど)、今年は期待したいと思います。
さて、水質の方について。
基本データから。
足し水前:pH8.43,塩分濃度35.66,水温25℃
足し水後:pH8.54,塩分濃度35.84,水温25.2℃
今日は毎週恒例の5%換水日なので、水合わせで不足した分を補う形で換水しました。
新しく入れる海水はやや薄めに作ったつもりですが、濃度はやや濃くでたようです。
次に、KHと硝酸塩の濃度を測ります。
KHは10.1dKH,硝酸塩は2-3ppmです。
硝酸塩は前回(2ppm)よりも上回っていますが、ほんのわずかなので誤差の範囲内だと思います。
KHについては、ちょっと方針を変更することにしました。
本来であれば8.4dKHにするところですが、水槽が立ち上がった後はハードコーラル育成のためにKHを12.6dKHに上げるため、この段階から12.6dKHを目標にKHを維持することにしました。
9日目にKHを計測していましたので、今日の計測値と比較し経過日数で一日あたりのKH消費量を計算すると、一日約0.5dKH消費していることになりました(かなりの量ですね...)。
リーフマリュアプロキット付属のコーラリングロは100Lの海水のKHを0.3上げるために3ml添加、つまり0.1dKHあたり1mlと計算しやすい値となっていますので、430リットルの水槽で毎日消費される0.2dKHの炭酸塩を補うためには、毎日コーラリングロを21.5ml添加することになるようです(計算が正しければ、です)。
ということで、今日は5日分の消費量とNO3:PO4-Xの添加を行って終わりとなります。