小さな動物園 - 趣味とつくばのお役立ち情報

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リン酸除去開始

結局、リン酸塩の出所は不明のままこの時間を迎えました。
唯一リン酸塩が含まれている可能性が高いのはリフジウムに使っているミラクルマッドですが、これは前回測定の5月23日には既に使っているため、今回のリン酸塩事件とは関係なさそうです。
うちの水槽にはハタゴイソギンチャクがいますが、ハタゴの育成には鉄分が重要だそうです。
ただし、その鉄分もリン酸塩が高濃度で(1.0ppm程度)存在すると、十分な効果が現れないと言うことです。
そこで、しばらく封印していたあの薬品を再度つかうことにしました。
PhosBuster です。
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これは、リン酸塩をコロイドのような分子量が大きな物質に変化させ、ウールマットやスキマーで漉し取るための薬品です。
ただ、pHが下がってしまうという問題もあるので、しばらく使用を控えていました。
しかし、吸着剤では処理できないほど大量のリン酸塩が海水に含まれていること、またLED照明の max s シリーズを使ってから、海水のpHが高めに推移していることもあり、再度使用することを決めました。
最近、薬品系のトラブルが多く、利用にはためらいもありますが、72時間後には1.5ppmのリン酸塩が処理できるということなのでそれを信じてみたいと思います。

“リン酸除去開始” への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    リン酸には二価鉄イオンの液体を添加すると質量が大きくなりスキマーで吸い上げれるんではなかったでしたっけ?
    私はVSVで下げてますがW

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >οι★さん
    おそらくそうだと思います。
    というのも、ブライトウェルの添加剤であるフェリオン(鉄イオン)は、水槽内のリン酸値が高いと効果が出ないと書いてありました。

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コケの発生-RGダッシュフィルタ交換

みなさんおはようございます。
昨晩から悩んでいることがありました。
マーフィードの浄水器エキスパートマリン75に追加取り付けできるRO後処理フィルターRGダッシュのフィルタを交換したのですが、トラブルが起こってしまいました。
何のトラブルかというと、待てど暮らせど浄水が出てこない、というトラブルです。
フィルタは本体にかかれている矢印の方向通りに差し込んでいるし、配管も間違っていない。
でも、何分たっても浄水がでてきません。
さんざん悩んだあげく(途中、通水したまま4時間寝てましたが)、>矢印は間違っていることに気づきました。
普通、フィルタに矢印が書いてあったら、その方向にフィルタを差し込みますよね?
その上、フィルタを逆に差し込んでもフタが閉まらないような設計になってますよね。
でも、RGダッシュのフィルタは逆に差し込んでも問題なくぴったりとフタが閉まるのです。
まさか、とおもってフィルタを逆に差し込み、通水すると程なくRO/DI水が出てきました。
多少寝はしましあが、時間を返せ!って感じですヽ(`Д´)ノ
前振りはこれくらいにして、先日久々に水槽の水質をフルセット(アルカリ度、KH、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩、Ca、Mg、PO4)をはかってみたら、驚いたことにPO4の検査結果が真っ青。ppmにして1ppmはありました。
前回の記録は5月23日でそのときはPO4<0.1ppm. 一ヶ月の間にリン酸塩がかなり増えてます。 水槽リセット時にリン酸塩吸着剤も交換しているのですが、水槽のリセット、90cmOF水槽へのアップグレードに伴う処理水の増加(一週間で70リットル交換。一ヶ月で280リットル)、またリセット時の水も含めると、通算処理量は軽く1トンを超えています。 RGダッシュのフィルタは1トンから3トン程度の処理能力がありますが、ほかにリン酸塩が入り込む要因がないので、フィルタの劣化を疑い、新しいフィルタを購入してきました。  RGダッシュ交換用フィルター 【あす楽対応_関東】

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まずが、現状の水質を測定することにします。
TDSメータを用いて浄化度を測定しますが、その前にメータそのものを校正します。
校正に使うのはマーフィードの純正校正液。
小さな動物園-校正液
本来は校正液が入っている容器を25度の恒温槽に入れて測定しなければなりませんが、そこまで厳密な測定は不要なので、室温で測定します。
校正液は適当な大きさの茶碗に入れて測定しました。
ちなみに、普通に洗った茶碗であれば、校正液のデータが変化することはありません。
で、測定結果は以下の通り。
小さな動物園-校正前
673ppmですね。
校正液が650ppmmなので、23ppmの誤差があります。
全体から見ればごくわずかな誤差ですが、念のため650ppmに調整します。
調整は、TDSメータ付属の専用ドライバを用いて行います。
小さな動物園-校正後
校正後。
650ppmぴったりに調整しました。
次に、処理水を計測してみます。
小さな動物園-TDS
こんな感じで、茶碗に処理水を入れて計測します。
フィルタ交換前のTDS値。
かなり高い値を予想していたのですが、2ppm。
はっきり言って、通常なら無視しても問題ない値です。
小さな動物園-交換前
テスタで計測しても0.1ppmあるかどうか。
かなり微妙なところです。
がしかし、ちりも積もれば山となるので、仮に2ppmの不純物すべてがリン酸塩だったとすると、あっという間にリン酸が溜まってしまいます。
フィルタは買ってしまったので、躊躇なくフィルタを交換することにしました。
小さな動物園-フィルタ
フィルタです。
左が新品、右が古いフィルタです。
古いフィルタの方が茶色く汚れているように見えますが、これは(おそらく)イオン交換樹脂そのものの色なので、新しいフィルタもよく見ると下半分が茶色くなってます。
で、フィルタを交換。
4時間悩み、問題解決。
そしてTDS値を計測すると、0ppm。
小さな動物園-交換後
試薬では....微妙ですね。
わずかに黄色い(より0に近い)ような気もします。
とりあえず、新品のフィルタで海水を作り換水することにします。
PhosBusterというリン酸塩処理剤もあるので、場合によってはこれも併用します。
これでリン酸塩が減ってくれればよいのですが...
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