例によって水質検査です。
平日は時間の関係もあってPh,HH3,NO3,NO2,KH,Caのみの計測です。
pH: 7.49
KH: 9-10dKH
Ca: 350ppm
NH3: 0.25ppm
NO3: 5.0ppm
NO2: 0.05ppm
昨日と比べて、
KH: 1dKH低め
Ca: 50ppm低め(ただし、測定精度が50ppm)
NH3: 明らかに黄緑
NO3: 0->2.5ppm
NO2: 2.5->0.05ppm
となってます。
実は理由があって、測定直前にレッドシーのレッドシーソルトで20リットル換水を行いました。
硝酸塩が減っているのはそのせいかもしれません。でも高々20リットルの換水でそんなに減るのでしょうか。
だからといって脱窒作業も働いていないはずなのでちょっと謎です。
ちなみに、規定量、2時間のエアレーション+撹拌、25.5℃でのパラメータは
pH: 7.8
KH: 5dKH
濃度: 1.0210
カルシウム: 未測定
です。
レッドシーの人工海水は、作成直後はpHが低くなるように設計されています。これはレッドシーも認めています。
理由としては、換水直前の水槽の水は概してpHは低い傾向にあり、なるべく換水時のショックを防ぐため最初は低く、徐々に高くなるように調整していると言うことです。
僕も海水を始めた当初はレッドシーソルトを使っていました。そのころは水槽のpHは8.1から8.2前後で安定していました。
調子が悪くなったのは同じレッドシーのコーラルソルトプロを使い始めたこと(+リン酸除去にPhosBusterを使っていたころです。
PhosBusterを使うとpHが一時的に低下するのですが、その対策を誤って数ヶ月に渡りpHが低い状態を推移していました。
ハッキリ言って、pHが低いからダメになったサンゴや魚というのはほとんどなく、急激な低下でなければどうにかなるのですが、その当時は焦ってしまって色々試行錯誤した結果、どの手段もうまく行かなかった経験があります。
まぁ、数値に踊らされたというべきでしょうか。
アメブロで定期購読しているまささんという方はミドリイシを良好な状態で育てていますが、その方も実は低pHで悩んでいるようです。
そう考えると、pHの多少の変動は気にしない方が良いのかもしれません。
レッドーシー コーラルソルトプロは確かに良い製品だと思います。
ただし、高pH,高Ca,高KHを維持するのは難しく、結局この製品を使うにはカルシウムリアクタを併用するしかないのかな、というのがここ最近の感想です。
$小さな動物園-アクアトロニカ コントローラ
最後にアクアトロニカのコントローラの写真を載せます。
いまはちょうど、海水濃度の値を表示しているところです。
pHセンサやRedox(ORP)センサ、水温センサなどを購入すれば24時間単位で監視でき、しかも履歴として参照できます。
ほぼフルセットで買うと15万円近くと水槽の値段の倍しますが、それだけの価値が間違いなくあると思います。
ちなみに、センサを接続するためのパワーユニットは8個までデイジーチェーン(直列接続)できますので、複数の水槽を管理している人ほどコストパフォーマンスがたかくなるのではないかと思います。