水質検査です。
2日間さぼってました。
今回の測定も餌やり後の測定です。
KH: 10dkH
Alq: 3.92meq/l
pH: 7.52 (アクアトロニカで計測)
NH3: <0.25ppm
NO3: 0ppm
NO2: 2.5ppm
Ca: 400ppm
Po4: <0.1ppm
Mg: 1700ppm
好気性バクテリアは順調に作用しているようです。
試薬はRedSea(KHのみテトラ)を使っていますが、NH3の試薬は0ppmと0.25ppmの判別が難しいところです。
昔、B-BOXの水質検査会に行ったことがありますが、その時は多少黄緑色でも0ppmと判定されました。
したがって、中間色の時は<0.25ppmと記載しています。
pHが低いですね。
一度、KHが低いとき(7dKH)のどきに、pHをあげるためデルフィスのal/pHを使ってみましたが、これが裏目に出たようです。
Mgも標準値より高くなってしまっているので、いわゆる高Ca,高KH,低pH状態になってしまっているような気がします。
いまはRedSeaのコーラルソルトプロを使っていますが、そもそも低pHに悩まされたのはこの製品に切り替えたあたりからです。一度レッドシーソルトに戻してみてpHの変化を調べてみたいと思います。
硝酸塩についてはテストで入れているミドリイシに対してはまだ許容範囲のようです(サンゴ本によれば)。
本当であればAZ-NO3を使いたいところですが、硝酸塩を窒素へと無害化するためには、大量の酸素を消費します。
過去2回、AZ-NO3による酸欠を体験しているので、AZ-NO3の使用はORPが安定するまで控えたいと思います。
さて、いいかげん寝ないと明日が大変なことは目に見えているのですが、アイデオン(ヨウ素)を添加した時にはスキマーを1時間ほど止めないいけないというのが通説となってます。
アクアエレクトロニカを使いこなせば1時間後に自動復旧も可能なんですが、まだそこまで使いこなせないので、1時間経過するのを待ってます。
本当はアイデオンを一番最初に添加すればもっと早く寝られたのですが、寝ぼけていて一番最後に添加してしまいました。
せっかくなので、いつも水質試験に使いっている器具類を紹介します。
ちなみに、これらはあくまでも「趣味」の問題です。
これらがなければ水質検査が出来ないわけではないので参考ということにとどめておいてください。
試験管と試験管立てです。
最近は、ちょっと大きなホームセンターにゆけば取り扱っているようです。
僕が使っているのは15cc(1番と呼ばれているもの)です。
本当はパイレックス製が丈夫で良いのですが、その分高価ですし加熱するわけではないので安いのにしてます。
ちなみに、1本150円くらいです。
近くにホームセンターが無い場合には、学校向けの教材を扱っている文房具やに聞いてみるのも一つかと思います。ネット通販だと50から100本単位なので、持てあます可能性が極めて高いです。
その代わり、単価はやすいですけどね。
おなじみチャームでも購入可能です。
ちなみに、試験管立てはステンレス製です。
これは1200円位しました。
気をつけて欲しいのは、試験管の栓はコルクをつかってはいけないという点です。
ハッキリ言って、数回でダメになります。
また、洗浄後の乾燥も時間がかかります。
ゴム製が一番です。1個25円ですし。
僕が知る範囲だと、三郷にあるスーパービバホーム2FのVC’s(ビシーズ)という手芸屋に試験管とゴム栓の在庫があります。スーパービバホームだとどこでも揃っている可能性が高いです。
駒込ピペットです。
中学校の実験以来久々という方も多いと思います。
もちろん、RedSeaの試薬を買うと10ミリリットルのシリンジ(注射器)がついてきますが、これがまた当たりはずれが酷いです。
最悪の製品になると、シリンジのゴム部分が緩くて、使い物になりません。
一方、駒込ピペットはかなり正確に、しかもストレスなく海水を取り込むことが可能です。
通常、駒込ピペットはガラス管とゴム部分が別売りになってます。
これらは両方買っても600円くらいです。
シリンジは200円くらいするのを考えると、購入してもかなり便利です。
僕が使っているのは2ccの駒込ピペットですが、実はこれで給餌することもあります。
長さが30センチくらいあるので、餌を食べる種類のSPSや陰日性のサンゴに餌を与えるときにも便利です。
これはおまけです。
ステンレス製のピンセットです。
通常の水質測定には使いません。
何に使うかというと、サンゴのレイアウトに使います。
手の届かない範囲にサンゴを置いたり、あるいは砂底に落ちてしまったサンゴを拾うときに使います。
ステンレス製なので、使用後軽く噴いておくだけで全く錆びません。
また、フレーク状の餌(オメガワンなど)を与えるときにも便利です。
ひとつまみつまんで水中で振ることで拡散させてもいいですし、ギンガハゼや共生エビの巣穴に餌を届けるのにも便利です。
また、ハナガタサンゴやバブルコーラル、ハタゴイソギンチャクに給餌するときにも便利です。
さ、1時間たったのでスキマーを再起動してお休みすることにします。
OF水槽:水質検査(2月22日)
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