上野動物園ではパンダの赤ちゃんが生まれて、ちょっとしたお祭りになっていますが、うちの水槽にもパンダをお迎えしました。
と言っても、コリドラスの一種であるコリドラス・パンダ(corydoras panda)
水槽を立ち上げた時からコリドラス・パンダは入れるつもりだったので、ソイルの上に砂を敷いていたのですが、先にベタの稚魚が生まれたのでしばらく我慢していたのですが、砂底の汚れが目立って来たので入れて見ることにしました。
我が家の濾過方式
まず最初に、我が家にベタが来た時に選んだ濾過方式の話から始めたいと思います。
基本的に、ベタはかなり過酷な環境でも生きて行けるため、濾過そのものは不要と言われますし、トラディショナル・ベタ(トラベタ)以外は品種改良のためヒレが泳ぎに不向きなため、水流を苦手とし、フィルタによる水流でも弱らせてしまうと言われることが多いのが事実です。
しかしその一方、いくら水質変化に強いベタであっても、糞はするわけですし、残り餌などが底に沈むので、定期的に清掃する必要があります。しかし、それが結構面倒なのも事実です。
1L程度の水槽でもベタは飼えますが、逆に水換えが大変だったりします。それが遠因で水換えをサボっていると、さすがのベタもへたってしまうことがしばしば…
お店に行っても、かなり几帳面にメンテしている店以外は、ベタが入っている瓶が汚れているために、ベタ本来の綺麗さが隠れてしまっているのも事実です。
そういう点を考慮し、また、今後混泳させることも視野に入れ、立ち上げ当初から底面フィルタを使い、またあえて外掛けフィルタを追加することで、ごく微量な水流で水質浄化(といっても、硝化までが限度なので水換えは必要ですが)させることにしました。
フィルタには、外部フィルタと連結可能なGEXの底面フィルターを使っています。
ジェックス マルチベースフィルターS (外掛け式・上部・外部式フィルター接続用底面フィルター)
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ちなみに、ソイル、底砂共にチャームのオリジナルを使っています。
アマゾン川源流の白砂 1kg(約0.6L) 微粒 底砂 底床 コリドラス エイ
コケ取り部隊とベタの産卵
以前、ごく短期間淡水魚をやっていた時に、オトシンのコケ取り能力には眼を見張るものがあったので、今回水槽を立ち上げた初期段階から、オトシンを入れていました。ただし、購入時にオトシンクルスが売り切れていたため、やや高価ですが丈夫なオトシンネグロを代わりに入れました。
(熱帯魚)オトシンネグロ(ワイルド)(3匹) 本州・四国限定[生体]
また、水草類のコケ掃除にはやはりエビ類が一番良いのですが、一般的なヤマトヌマエビだと、30センチ水槽に対してちょっと大きいので、あえてミナミヌマエビにして見ることにしました。
オトシンネグロ、ヤマトヌマエビ共によく働いてくれるのですが、産卵後のベタのオスはやや神経質になっているのか、ヤマトヌマエビにちょっかいを出してしまっていたようです。とりあえず10匹入れたのですが、数匹行方不明になってしまいました。
また、日常的に砂底を掃除してくれていたヤマトヌマエビも、ベタを警戒してマツモに隠れるようになったので、砂底にはトロロ状の藻が生え始めました(普通はヤマトヌマエビで掃除できるのですが、現在警戒中で振り向いてくれません)。
そこで、前から目をつけていたコリドラス類の導入を考えていたのですが、ベタの稚魚がまだ小さく、影響も考えられるのでしばらく我慢していました。
コリドラス・パンダのお迎え
毎日様子を観察していたのですが、稚魚も三週間目となるとかなり大きくなり、親ベタからも俊足で逃げられるようになる一方、底面フィルターの悪影響もあり砂底にはブラインシュリンプなどが貯まるようになって来たので、この機会にコリドラス・パンダを入れて見ることにしました。
購入はつくば市のAQUARIUM SHOP Breathです。
お店を訪れたところ、ちょうどコリドラス・パンダがいたのですが、Lサイズとあってデカイ…
標準的なサイズは5cm程度ですが、店長さん曰く、水槽の大きさによってそれ以上の大きさになることもあるということなので、ちょっと困ってしまいました。
その後、丁寧にコリドラス類の紹介と、あまり大きくならないコリドラス類などの紹介もしていただいたのですが、今管理している水槽は次男が餌やりをやったりして楽しんでいる水槽なので、やはり見栄えというか、見て楽しいパンダを選ぶことにしました。
この写真に写っている白い斑点はブラインシュリンプです。
オトシンネグロとも仲良くしています。
というか、お互いに関心がないようです。
ベタも全くもって無関心です。
しかし、オトシンと比べてもこのパンダはやっぱりデカイですね…
さて、働きぶりですが、砂を多少舞い上げつつも、期待通り砂底のクリーニングをしっかりとやってくれています。
浮き草のトリミング
産卵以来、稚魚の隠れ家を確保するために浮き草には手をつけないでいたのですが、やや根元にコケが増えてきたこと、また過密飼育で光が水槽内に十分に届いていないことから、思い切って葉ぶりの悪い浮き草はトリミングしてしまうことにしました。
一応プラ水槽を用意し、そこで一回洗浄することで、稚魚を間違って捨てないようにしました。
浮き草セットで買ったので、正確な名称はわかりませんが、おそらくドワーフフロッグビットとサンショウモだと思います。
半分近く刈り取ったら、水槽内も随分とスッキリしました。
本当はもうちょっと刈っても良いところでしょうが、とりあえずこれで様子見です。
今回立ち寄ったショップ
AQUARIUM SHOP Breath
〒305-0056
茨城県つくば市松野木99-38-102
営業時間:11:00〜20:00
定休日 :月曜日 (祝日時翌日休業)臨時休業もあるのでWebで事前に確認を。
TEL:029-836-3293
MAIL:aquariumshop.breath@gmail.com