昨日の結果を受けてバクトバランスの添加量を増やしてみました。
120Lの水槽に1日一回1ml。
早速茶ゴケが繁殖しました。
水槽全景。
ガラス面にうっすらとコケが生えているのがわかるでしょうか。
バイオアクティフを止める理由の一つがコケの制御をできなくなったからと聞きます。
ただ、これだけコケが繁殖してもリン酸塩はさほど増加しないんですよね。
立ち上げ途中もコケは生えても0.00ppmをキープしていましたし。
測っていませんが、0.10ppmもないと思います。
どちらにしても、まずは、増えた硝酸塩を減らすことから始めないといけません。
ハンナ リン酸塩LRチェッカー 水質測定 HI713
うちはリン酸塩はこれで測定しています。
海水専用の測定器です。
機械は8000円しますが、試薬は25回で1300円弱。
1回50円くらいですね。
人間の色覚に頼る従来の方法と比べ、吸光計測法と呼ばれるこの方法は、薬品を入れたボトルを機械にいれ、それに特定の波長の光をあてたときの色の透過度を自動測定することで調べます。
当然、人間の感覚に比べるとはるかに高性能なので、頻繁に測定するのであれば一台あると便利です。
ULRと呼ばれる超低濃度(より微量なリン酸塩を調べる)の測定器もあります。
経験則ですが、コケであれば生物兵器で減らせるので心配はいらないと思います。
貝であればタカラガイの仲間とか、ターボスネールとか。
魚ならコーレタンが間違いないですね。
一方、藻(ヒゲゴケとか)は生物兵器ではなかなか減らせないのでこれがでてくるようであれば作戦を変更する必要があります。
高水温被害にあったハナガササンゴですが、ポリプ抜けが止まる気配がありません。
ゆっくりと進行している感じです。
ダイヤモンドソーがあれば患部を残して切り離したいところですが、近所に借りれそうなところがありません。
STNに遭ったスギノキ。
こちらは収束の気配がみえてきました。
先端が欠けているのは買った時からなので、残りの部分で再生してくれたらと思います。
最近は短いながらもポリプをだしていますし、いい感じかもしれません。
沖縄で磯採取したときに観察したのですが、スギ、スゲ、オヤユビは高水温で空気に晒されるようなところにあったりします。割合丈夫なミドリイシ類だと思います。
ショウガサンゴ。
購入当初のような色あざやかさはなくなってしまいましたが、高水温被害もひと段落して、最近はポリプをだしてくれるようになりました。
撮影のタイミングが良くなくてポリプがあまり開ききっていないときに撮影してしまいましたが、普段はもう少し咲いています。