色々やっていたら日付がかわってしまいました。
明日は寝坊しないようにしなければ。
さて、今日は仕事帰りにコーラルタウンの店長さんとメンテナンスの相談をやってきました。
4~5日の出張であれば仮にイソギンがダメになってもスキマーにがんばってもらうのですが、今回は8日間の出張なので、中日あたりにメンテナンスをしてもらうことにしました。
基本的にはイソギン類の体調チェックと、水替えもお願いしておきました。
あとは餌やりですね。
以前はフードタイマーを使っていましたが、これがまた使い物にならないので、お魚さんたちには餌抜きしてもらうことにしました。
フードタイマーが使えない理由は、別の機会に詳しく説明します(ちなみに、マリンテックのSUREのRサイズ以下とテトラのグラニュール系を使っている人は、フードタイマーは購入すべきではありません)。
しかし、こちらで換水用の海水などを揃えておくなどの条件はありますが、とにかく安いです。
いくらかはここでは書けませんが、茨城県土浦市近郊でメンテナンスを考えている人がいれば、一度はコーラルタウンのメンテナンスページを見るべきです。
うちはうさぎもいるのでペットホテルに預けるのですが、それと比較してもこちらが心配してしまうほど激安です。
ということで、安かった分、ライブロックとサンゴを2つほど購入してしまいました。
- バブルコーラル グリーン
- トサカ(カワラフサトサカ?)
- こぶし大ライブロック 2個
バブルコーラルはライブロック上部のアクセントに欲しいと思っていたので思い切って買いました。
サンゴ本でBクラスなので、早速ふくらんでいます。あとは触手の動きを観察して微調整ですね。
トサカは小振りなんですが、存在感のあるサンゴですし僕にとっては破格でしたので購入しました。
ライブロックは以前購入したイソギンチャクモドキをリフトアップするために購入しました。おととい7件の店を回りましたが、とにかく質の良いライブロックはどこにもありませんでした。というか、ライブロックそのものがありませんでした。
ちなみに、ここで言う「質の良い」とは、多孔質で、石灰藻が適度に付いていて、なおかつ小ぶりなことです。
小振りのライブロックを2個にして岩組することで、ライブロック全体の表面積アップと、魚たち(特にデバスズメダイ)の隠れ家を作ることを目的としています。
ライブロックにはサンゴのおまけが付いてきました。名前は忘れてしまいましたが、造礁系サンゴの仲間だったと思います。
さて、調子が悪かったナガレハナサンゴですが、思い切って水槽から取り出しました。
一番怖いのはブラウンジェリーが水槽内で伝搬することです。
ナガレハナ系をダメにするのはこれで2回目です。
サンゴ本では初心者から上級者までとありますが、なかなか難しいですね。
おそらく、水質が問題だったと思います。
最後にもう一つ。
当分の間、換水は週3回6Lずつ行うことにしました。
理由は
1)バイコムのバクテリアによる処理能力が非常に高いため、硝酸塩が溜まりやすいこと。またその硝酸塩を無害化する環境が整っていないこと。
2)サンゴのレイアウトが高くなってくると、18Lの換水だと一時的に酸素に触れるサンゴが生じること。水抜きは1分もあれば可能ですが、新しい海水を入れる作業は30分くらいかけて行います。海水では無く、足し水ですが、以前手際が悪く低比重の海水を局所的につくってしまったことがあり、おそらくそれが原因でタコアシブランチをダメにしたことがありました。同じメーカの海水で、比重も極力一致させていますが、ここには念をいれたいと思っています。
3)やってみなければわかりませんが、おそらく6Lの換水の方が18Lの換水よりも楽なこと。海水は換水の24時間前に作成し、充分にエアレーションと温度調節を行っていますが、タンクの底には溶け残りの塩が残ることがあります。6Lであればタンクを振って強制的に溶かすことも可能ですから、より正確な海水を作成できると思っています。
手間は増えますが、慣れればルーチンワークなのでそれほど負荷がかかるとは思っていません。それよりも、硝酸塩の蓄積でせっかく購入したサンゴをダメにしてしまうことの方がショックが大きいですし、限りある天然資源を無駄にする結果になると思います。
以前、買っているうさぎの手術を行うかどうかについて、獣医と議論したことがありました。
雌のうさぎなのですが、うさぎは人間ち違い、子宮がいつでも受胎可能な状態になっています。しかし、何らかの原因で子宮内膜に傷が付き、それが原因で出血死することがあるということでした。
僕は「自然でも同様な現象があるのであれば、無理して手術をしなくても良い」と主張しました。それに対する獣医の答えは「人間の都合で本当の自然とは違う環境でうさぎを飼っているんだ。起こりうる危険性を無視することの方が、よっぽど残酷だ」という答えでした。
全くその通りだと思いました。手術は6万円と、生体よりも遙かに高く付きましたが、おかげて天然の平均寿命よりも長生きしてくれています。
海の生き物たちにとっても同じことだと思っています。
地表の2/3を占める海を(実際はほとんど魚たちが済むには適さない領域ですが)わずか数十リットルの海水で育てているわけです。
しかも、サンゴが生息できる海は非常に限られてきています。
海水魚の飼育は、人間のエゴであると最近感じています。
でも、それに対して人間ができることは、出来る限りのケアを行うことなのではないかと思っています。
後記:
文章を書くのは夜が一番冴えますね。
僕の仕事の半分は執筆業(論文)なのですが、夜中が一番冴えてます。身体には良くありませんが...
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飼育に愛情を注がれているのが窺い知れます。
きっと魚も珊瑚も、その気持ちに応えてくれると思いますよ^^
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>まささん
どうもありがとうございます(_O_)
サンゴと魚だけならいいのですが、イソギンチャクがいますからね、うちの水槽。イソギンの死は水質を一発で悪化させることは多くの人が語っていますし、自ら体験していますので、やっぱり怖いです。
しかも、この2か月でサンゴを大人買いしまくりですが、万が一の保険と考えれば安いものです。