今日は先日のジャパンペットフェアでもらってきたコーカサスオオカブトの成虫とカブトムシ(品種不明)の幼虫2匹の移住を行いました。
コーカサスオオカブトはペアで500円、幼虫は2匹で100円だったのですが、ケースはペア用で1000円、くぬぎマットが500円と、用品の方が高く付いてしまいました。
まずはコーカサスオオカブトの移住から。
仕切りを入れたかごにくぬぎマットをいれます。
腐葉土とは違い、かなりおがくずに近い感じですね。
次に霧吹きで土を湿らせます。
昆虫類の飼育は去年から始めたばかりなので詳しいことはわかりませんが、それほど湿らせなくても良いと言うことでした。
まずはオスの移住。
ペットフェアで専門家からコーカサスオオカブトの持ち方を習っていたので、それに倣ってつかみます。
具体的には、三本の角のうち上二本の角を親指と人差し指でつかみます。
胴体をつかむとカブトムシの指が自分の指をつかんできて離さなくなることがあるそうです。
昆虫ゼリーをしっかりとつかんだまま引っ越してきました。
次にメスの移住。
こちらは角が小さいので胴体をつかみます。
オスほど暴れないので胴体を持っても平気みたいです。
これで成虫の移住は終わり。
次に幼虫の移住です。
同じく虫かごにくぬぎマットを敷きます。
深さはかごの深さに対して九割程度になるように敷きます。
手で表面を均します。
幼虫が入っているケースを開いてみました。
大きい糞がたくさん溜まっていました。
このままだと養分不足で死んでしまうところでした。
しかし、大きい糞ですね...
幼虫を掘り出します。
これは一匹目。
二匹目も探します。
カブトムシの場合は共食いしないので同じ容器で飼えますが、クワガタの幼虫は共食いするので個別の容器か、仕切りのある容器で飼う必要があります。
手に乗せてみました。
子供の手との比較ですが、ずいぶんと大きい幼虫ですね。
何になるか楽しみです。
穴を掘って、幼虫を入れ、上にマットをかけたあとは全体を湿らせます。
以上で幼虫の移住は終わり。
最後に、1月25日に菌糸瓶に入れたクワガタの幼虫の状態について確認してみました。
1月24日にクワガタを飼育していたカゴの掃除がてらに腐葉土を掘り出していると、幼虫が5匹いるのを確認しました。
いろいろ調べたら、クワガタムシの場合は菌糸瓶で幼虫を飼育するのが最近では一般的、ということで早速チャーム本店に行き、飼育担当の方の意見を聞きながら飼育瓶へ移住させました。
ちょうどいま、菌糸瓶の交換時期となる三ヶ月目となるので、瓶の中をみてみることにしました。
本当であれば、三ヶ月目になると食痕という食べ後が瓶の外からも観察できるようになるそうですが、5匹とも瓶の外からは観察できませんでした。
ただ、「居食い」といって、菌糸瓶の中央にある穴に留まったまま周りのくぬぎを食べることもあるということなので、一分の望みを賭けて掘り進めてみることにしました。
ちょっと掘るとこんな感じです。
瓶の中全部が白い物質で詰まっているのかと思ったら、中身は菌糸が混ざったおがくずなんですね。
で、掘り進めた結果なのですが、5匹ともダメでした。
1匹はミイラ状態で発掘されましたが、残り4匹は痕跡すら見られませんでした。
クワガタの飼育についてはまだ勉強しなければなりませんね。
コーカサスオオカブトの寿命は、一般論からしておそらくもう数ヶ月だと思いますが、幼虫は長ければ2年その状態を保つはずなので、いまから根気よく育ててゆきたいと思います。