こんばんは。
年始には毎日書こうと思っていたブログが少し途絶えてしまいました。
というのも、睡眠時無呼吸症症候群(SAS)の治療のためにCPAPを使った治療を行い始めたのですが、朝起きた時の何とも言えないけだるさと昼間の眠さで夜起きているのがやっとという状態です。
あー、あれやんなきゃ、なんて思いつつ時間切れ。
CPAPやらなければ睡眠時無呼吸症症候群は治らない(というか、対処療法で抑えられない)ので続ける必要があるのですが、やや本末転倒な状態になっていて参ってる感じです。
さて、遅くなりましたがトリコディナ対策として使った二つの薬品、白点キラーとドクターラボのうち、白点キラーについて結果を紹介したいと思います。
有害菌類除去抑制剤 白点キラー サンゴ水槽用 100ml【関東当日便】

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これは薬品をRO水で10倍に薄め、10Lにつき10mlという具合で5日間添加するタイプの添加材です。
治療に使ったのは奥さんの水槽なんですが、まずはスペックを書いておきましょう。
水槽 マーフィード 60センチオーバーフロー水槽 中古
揚水ポンプ カミハタ オーシャンライナー3500
ろ過 バイオペレット(NPX Bioplastics)+LSS BPH-100+Maxijet 500
プロテインスキマー RedSea Prism
照明 RedSea Optimus600
水流ポンプ hydor コラリア×2(並行輸入品)
水流コントローラ RedSea WaveMaster Pro
サンゴ
ディスクコーラル 数枚
マメスナギンチャク 数種
タバネサンゴ 1枝
チジミトサカ 1本
無脊椎
LT(ロングテンタクル) 2個
イボハタゴイソギンチャク 1個
スカンクシュリンプ 2匹
生体
コバルトスズメダイ 3匹
R&Bアネモネフィッシュ(テストフィッシュ) 2匹
さて、この状態で5日間添加剤の添加を行ってみました。
水質ですが、白点キラーの成分によって濾過バクテリアも減少することがあるみたいですが、バイオペレットの場合は特に問題なく、添加期間中、濾過能力は落ちることなく硝酸塩はゼロの状態をキープしました。
魚への影響ですが、はじめR&Bアネモネフィッシュにトリコディナ様の白い点が見られましたが、添加期間中に消えてしまいました。
そもそも、このR&B、お店で選ぶ時点で調子が悪く、残っている生体5匹のうち残り3匹は既に白点やヒレのスレなどが見られました。したがって連れて帰った2匹も状態としては良くなかったと考えられます。
その後、途中でルリヤッコを入れましたが、こちらは何の問題も出ていません。
無脊椎ですが、結論からいうとLT1個とイボハタゴが溶けてしまいました。
ただし、両者とも投薬前から完璧な状態とは言い難かったため、白点キラーの影響とは断定できません。
ただし、はやり投薬期間中は別水槽に隔離するなどの処置は必要だと思われます。
さて、投薬終了後はというと、この手の薬にあるようにいくつかの魚で白点が観察されました。
水槽に直接投薬する白点治療薬の多くが、投薬期間中は白点が消えてしまうのですが、期間を終えるとすぐに復活するのが常のようです。
そもそも、休眠している白点菌はごまんといるわけですから、それらすべてを一つの薬で治療することの方が都合よすぎます。
今回はトリコディナが撲滅できたということだけでも良かったと思うべきだと思います。
ちなみに、今の奥さんの水槽には
R&Bアネモネフィッシュ 2匹
ルリヤッコ 1匹
マルシアズアンティアス 3匹
コバルトスズメダイ 3匹
デバスズメダイ 1匹
ハナダイギンポ 1匹
マンダリン 1匹
といった魚たちがそろっています。
白点になることも時々ありますが、それ以上に魚たちの食欲が旺盛で、かついろんな種類のエサを与えることで、白点菌に強い体力をつけて、宿主にされても命とりにならないような管理の方法を模索しているところです。
ということで、白点キラーのレポートでした。
◎マルシアズアンティアス(海水)(1匹)《北海道・九州・沖縄航空便要保温》

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