小旅行二日目の訪問先は、アクアマリンふくしまです。
ここも3.11の震災と津波被害を被り、再開まで半年かかったそうです。
建物は堅牢だったためほとんど被害が残らなかったようですが、津波の影響で発電設備が壊れ、各種ポンプも潮を被ってしまいつかえなくなりました。
低水温で保てる魚はしばらく持ったそうですが、それでも餌不足で一週間目にはほとんどの魚が死んでしまったそうです。
僕自身、アクアマリンふくしまは震災前に一度訪れているので、色々気にかけながらの訪問になりました。

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黒潮と親潮の水槽です。
よくみると係員が底に落ちた餌の掃除をしてます。
他の水槽でもコケ取り掃除をしている様子が見られました。
ちなみに、朝一番に近かったこともありこのような珍しい様子を見られました。
ところで、この水槽をみて気付いたのですが、展示内容がまだ完全に復活してないようです。
この水槽はもっとたくさんの魚がいたんですが、半分にも満たない感じでした。
それはサンゴ水槽にも言えます。

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本来は大きなサンゴ水槽があるはずなのですが、いま改修しているようです。
従って、サンゴ水槽の魚やサンゴはいくつかの小さい水槽に分けて飼育されてました。

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左上にマンジュウイシモチが見えますが、ここにはキングエンゼルの幼魚もいました。
また、幾つかのミドリイシもありました。

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別の角度から。
ウミキノコが状態良く育ってます。

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この水槽にはミズタマハゼ、ヨウジウオ、オトヒメエビ、クサビライシやほかのサンゴが飼育されてました。

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魚水槽です。
驚くべきことに、どの魚も丸々と太ってます。
ミゾレチョウもカスミチョウも、こんなに太っているのを見たのは初めてです。

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途中で面白い物を発見しました。
Red Sea Pro Salt です。
宛先はアクアマリンふくしまです。
どこかで使っているのでしょうか。
この日は他にもバックヤードツアーなどにも参加したのですが、そのことは別の機会に書きたいと思います。
ただ率直に感じたのは、水族館はまだ復興途中ということ、しかし職員の皆さんは元気に活動されていることです。
サンゴ水槽は長くせず復活するようですが、自宅から車で二時間かからずに着くので、また訪問したいと思います。
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