本日、磯採取に行ってきました。
木曜日が大潮。
しかも車で1時間以内の所に最大潮位差2mの岩場があるとなると、磯採取に行かずにはいられません。
午前中飛び入りで参加した法事を済ませると、昨晩のうちに準備していた磯採取の道具を持って出発です。
目的地は長崎市の最南端、野母崎(のもざき)と呼ばれる地区です。
ここの脇崎海水浴場に行ってきました。
http://maps.google.com/?ie=UTF8&ll=32.580125,129.769628&spn=0.008986,0.027466&t=h&z=16
ここは暖流が流れ込む上、タイドプールができやすい地形になってます。
過去、スズメダイを採取したという話も見つけたのでそこをターゲットにしました。
海水浴場の南端はこんな感じです。
既に干潮から時間ほどたっているので、既に水位が上がっていますが、水位がマイナスの時はそこらじゅうにタイドプールができます。
もうちょっと拡大するとこんな感じ。
海水浴場の反対側はこんな感じです。
反対側の奥にも磯があって、ロックビーチと呼ばれる階段状の磯があります。
実はそちらに行きたかったのですが、思わず先に見つけた磯に行ってしまいました。
磯はこんな感じです。
まず驚くのは、そこら中ウニだらけということです。
通称バフンウニと呼ばれるこれらのウニ、漁業権さえ無ければ手頃なのを拾って帰りたいくらいです。
かるく100個は拾えます。
次にびっくりしたのはタイドプールの中に緑色のウスコモンサンゴを見つけたこと。
きれいに巻かれて美しい姿をしてました...というのは嘘で、よく見たら海草でした。
でも、本当にコモンサンゴだったらかなり迷ったと思います。
タイドプールにはかなりの数の生物がいました。
スズメダイ系の稚魚やハゼ、イソスジエビ、アメフラシ(ウミウシと呼ぶ地域もあります)、それにタコまで見つけました。
最初は干潮を中心とした2時間だけのつもりが気づいたら4時間遊んでました。
残念ながらいわゆる「死滅回遊魚」は見つけられませんでしたが、もう少し時期を選べば見つけられたかもしれません。
最後に世界遺産登録を目指すある島を紹介します。
軍艦が浮かんでいるように見えますが、これはれっきとした島です。
正式名称は「端島(はしま)」、通称軍艦島です。
この島の地下には優良な炭石があったらしく、それを採取するための島として端島が選ばれました。
当然、家族も一緒に住むわけですので、この小さい島に採石場、団地(日本最初の鉄筋コンクリート造りのアパートだと言われています)、それに娯楽施設などが密集していました。
一時は人口密度が日本で一番高い場所とも言われたそうです。
現在は廃坑となり無人島となりましたが、最近は島の一部が整備され、上陸できるようになったそうです。
明日は採取した魚の名前判別になるのでしょうか...
磯採取
- 公開日:
- (2136 view)
SECRET: 0
PASS:
この前の大潮の時に磯採集に行かれたんですね^^
うらやましいです。
磯散策は僕も大好きです♪
僕の場合は房総か三浦半島あたりですが、ちょこっとだけと思ってもついつい長くなってしまいますね^^;
SECRET: 0
PASS:
>かずってぃさん
正確には大潮の2日後ですね。
でも、満潮時との潮位差が2m以上ある大潮ですので、大潮語でもかなり広い範囲を見て回ることができました。
房総半島はアクアラインと館山道ができてからずいぶんと行きやすくなりました。
でも、磯採取に良いポイントがまだ見つかっていないんですよね。
1回だけ行ったことがありますが、エビとカエルウオくらいしか収穫がありませんでした。
チョウチョウウオのような死滅回遊魚は見つからなかったものの、今回の磯採取ではいろいろとおもしろい魚を採取することができました。
そのうち三浦半島にも行こうと思っていますので、良いスポットがあれば是非紹介してください!