先日コーラルタウンで買ったミゾレチョウチョウウオが白点病にかかってしまいました。
同時期にある魚が白点病にかかり、体力不足で死んでしまったのですが、おそらくその魚が持ち込んだものと思われます。
不思議なことに、同じく白点病にかかりやすいヤッコ類にはまだうつっていないので、捕獲して治療することにしました。
たいへんなのがこの「捕獲する」作業。
うちのレイアウトはかなり立体的なので、網は使えませんし、第一体表を傷つけてしまいます。
いくつか産卵箱などを仕掛けて追い込んではみたのですが、最後はライブロックの裏側に隠れて出てこなくなってしまいました。
このままではストレスまでかけてしまい、本当に体力勝負となってしまうため、別の作戦をとることにしました。
まずは、一日時間を置いてストレスの緩和を試みました。
次に水槽の上部に産卵箱を設置します。このとき、上下逆さまで斜めになるように設置します。
これも捕獲の数時間前にセットしておきます。
給餌の時間になったら、ちょっとだけえさをばら撒きます。
そのとき、ターゲットとなるミゾレチョウチョウウオが出てくるタイミングを見計らいながら、ちょっとづつ給餌します。
チョウチョウウオが出てきたら水流ポンプを止め、産卵箱の中に浮遊性のえさを入れます。
当然、ほかの魚も入りますが、チョウチョウウオが入るのを辛抱強く待ちます。
チョウチョウウオが入ったらすかさず手でふたをして、産卵箱を通常の状態にします。
もちろん、ほかの魚もつられて入っていますので、それらは出してあげます。
チョウチョウウオは動転し、しばらく暴れますのですべての電気を消し、おちつくのを待ちます。
$小さな動物園-捕獲
捕獲直後の写真です。まだちょっと暴れています。
$小さな動物園
落ち着いたところで望遠で撮影してみました。
かなり白点が出ていることがわかります。
その後はあらかじめ準備しておいた白点病治療キットの登場です。
今回は新品の水槽、エアポンプ、ヒータのほかにキュプラミンを使いました。もちろん、Cuテスタも準備しています。
シーケム製品のよいところは、添加量に対する実質的な添加量(xx 滴添加で yy ppm(ml/L)増加)という具体的な数値が書かれているところです。僕としては、このような製品が好みです。また、キュプラミンは従来の銅イオン製品と比較しても安全に使うことができるということです。
$小さな動物園-キュプラミン
添加まだ2日目で、銅イオンも規定量にはまだ達しておりませんが、わずかながら効果が出てきている様子です。本格的な治療には2週間必要とありますが、この調子だとおもったより早く完治できそうな感じです。
シーケム プロキュプラミン 100ml

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