いきなり関係ない話から始まりますが、お許しください。
いつもお世話になっているコーラルタウンに、45センチキューブのOF水槽が中古で販売されていました。もちろん、キャビネット、濾過槽、プロテインスキマーに殺菌灯、それにゼンスイの500リットル対応クーラーまでついて○万円。しかもクーラーはオーバーホール済み、
ゼンスイの新品クーラーと比較しても破格でした。
自宅水槽の冷却能力に不安を持っていたので、クーラー購入のつもりで買おうかどうか迷ってました。
いまのクーラーは300リットルですが、決して余裕があるとは言えないので、ゼンスイのクーラーは実に魅力的だったのです。
で、いま使っているクーラーは45センチで使えば完璧。
でも問題がひとつ。
ゼンスイのクーラー、キャビネットの中に入らない可能性が高いんです。
Webでしらべたり、現物のサイズをはかってみたりとしていたんですが、やはりきになって詳細な寸法を測ろうとお店にいったら...ご売約でした。
残念なのか安心なのかよくわかりませんが、悩みの種がひとつ減ったことは間違いありません。
大学時代の先生に「迷っているうちは買うな」とおっしゃった先生もいましたし。
で、これは不在中の事件ではありません。
不在中の事件とは、エダアワサンゴがスターポリプとの戦いに負けていたという事件です。
写真中央に白いアワサンゴがご覧になれると思います。二つの白い山があって、中央に濃い緑のアワサンゴがありますが、このアワサンゴは単体のアワサンゴです。その右手に、よく見ると穴がぽつぽつあいている岩が見えますが、これがスターポリプに負けてしまったアワサンゴです。
犯人は、後ろに見えているスターポリプです。
アワサンゴって、ハードの中ではかなり毒が弱いサンゴのようで、いろんなサンゴにすぐにまけてしまいます。
しかし、割合すぐに復活することが多いのですが、今回ばかりはそうはゆかなさそうです。
スターポリプの触手で、結構深いところまでやられてしまった感じです。
そもそも、出発前は全く触れていなかったのですが、出張中にスターポリプの共肉がのびて、そこから触手がでてしまったみたいです。
中央の山は完全にスターポリプに覆われてました。
色あせせず元気だったのに...残念。
今後の回復に期待したいと思います。
次は今週の入荷物。
右側はコーラルタウンの気まぐれセールで購入したホンタコアシサンゴ。左手が今回購入したナガレハナサンゴです。
60センチの時もナガレハナは持っていたのですが、触手の状態があまり良くなかったので、早めに水槽からだすことにしました。
ところで、これら2つの大きさって、どれくらいだとおもいます?
水槽から離れてとるとこんな感じです。
左手がナガレハナ。右手がホンタコアシサンゴ。
左手にぶれて映っている魚は体長5センチ(尾びれ含まず)のバートレットアンティアスなので、その大きさはすぐにわかっていただけるかと思います。
最大に膨らむと直径10センチから15センチくらいです。
ホンタコアシサンゴという名前で流通し始めたのが最近なのか、コーラルタウンの気まぐれセールで売れたのは限定3つのうち1つだけ。でもこのツブツブ感はたまりません。もちろん蛍光色。
まだまだ破格でのこっているようですよ。
さて最後は水質について。
濾過系統は完璧ではないものの、給餌量から考えるとろ過能力は追いついていると考えたのでpHの安定化に焦点を絞りたいと思います。
出張中にpH7.8台まで安定させたのに、調整失敗で1からやり直しでしたが、また少しずつ安定してきました。
マグネシウム量はそれほど急激に変化しないので、カルシウム量とKHを毎日計測しながら、その日投与するバッファ材の量を決めています。
ある程度データがまとまったら、またグラフにしてお見せしたいと思います。
OF水槽:不在中の事件と新入りサンゴ
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