昨日の水質検査の結果です。
昨日のうちに書きたかったのですが、水槽レイアウトの変更で力尽きて今朝になりました。
水温: 24.4℃
比重: 1.0241
Alq: 6.92
KH: 19.38dKH
pH: 8.10
NH3: <0.25 NO2: 0ppm NO3: 5ppm PO4: 0.2ppm Ca: 450ppm pHをあげるため水酸化カルシウム(カルクワッサー)の点滴を何回か行っているため、アルカリ度がめちゃくちゃ高くなっています。KH はアルカリ度からの換算(2.8掛け)ですが、これももう異常範囲です。上掛けフィルタのろ材も洗浄してカルシウム分を落としたので、pHも徐々にあがってきました。 一方、亜硝酸、硝酸については着実に AZ-NO3 の効果が現れています。アンモニアも黄色とは言えませんが、かなり良い感じいなってきました。 さて、B-BOXでは週末、祝日に「無料水質検査会」を行っていますが、第三者よる水質検査も必要だと感じていたので、ペットボトルに水を入れて参加してきました。 まずは結果からです。 pH: 7.97 比重: 1.031 NH3: 0ppm NO2: 0.05ppm NO3: 10ppm KH: 15 Ca: 500ppm Mg 1640ppm I: 0.06ppm PO4:n0.43 pHはについては、光を当ててない状態で持参しているので、結果が低い分には仕方がないと思います。また、自分が持っている計測機器の誤差が±0.1なので、それを考えると妥当な結果だと思います。 比重は自宅ではボーメ計を使って調べています。B-BOXでは光学式なので、B-BOXの値が正解だと思います。 確かに、自宅では少し高め(1.0241を目標)につくるので、温度誤差を考えると高めなのかもしれません。ひと目盛り落としても良いかもしれません。 さて、問題のアルカリ度ですが、当然B-BOXの方から指摘がありました。 pHが低いのでバッファ剤の使用を、と勧めてきましたが、こちらは「重炭酸系、水酸化物系を使用したが、8.0近辺で均衡が取れてしまい、それ以上あがらない」という説明をしました。 次に水替えについて「週3回、1回6リットルは結構なペースですね」という指摘が。これは「以前は2週に1回18リットル行っていたが、生体も多くなってきたし、18リットルの換水は結構大変なので3回に分けた」とこたえました。 硝酸対策は、という質問には「AZ-NO3を」とこたえたところ、思わぬ指摘が。 「であれば、当分水替えを止めたらいかがですか
へ?と思いましたが、「海水にコーラルソルトプロを使っているので、換水する度にMgやCaが入ってきます。なので、暫く換水を中止して、サンゴ類がこれらのミネラルを消費するのを待ち、pH.KH,GHのバランスが取れるのを待つのはどうでしょうか」ということなのです。
この答えは考えもしていませんでした。
ただ、良く思い直すと、昔は2週に1回の換水だったわけなので、少なくとも2週間は換水を止めることは可能です。また、僕自身が試験管を揃えるほど検査マニアなんで、週1でも2でも検査だけを行うことは可能です。pHは24時間監視していますし、最近はサンゴの様子を見て水槽の状態を推測することも出来るようになってきたので、あえて換水を止めるという手段は充分ありえるわけです。
また、AZ-NO3を使いながら換水するのは意味があるのか、という疑問もあったので、その疑問のこたえにもなりました。
ということで、あえて換水を中止するという対策をとってみたいと思います。
ただ、2週間も換水を中止するとRO/DI浄水器のフィルタが腐ってしまうので、足し水やデトリタスの吸引で減った分の海水(2リットル程度)は足すことになると思います。
この実験も、逐次報告しますのでご期待ください。
$小さな動物園-冷蔵庫
図:要冷蔵の飼育用品が増えてきたわが家の水槽。左端のミツカン酢は食用で、VSV用ではありません。