ここ2回連続でポポンデッタの安中貨物について触れていますが、1回目の時にトキ25000とタキ15600の状態について触れていなかったので、今回はそちらについて触れてみたいと思います。
手元商品の状態
トキ25000
トキ25000については、特に問題となる部分は見られませんでした。
タキに比べると構造的に繊細な部品は少ないですし、飛散防止シートの表現もそこそこ良いのではないかと思います。
むしろ、これ以上の質感を出すなら、あえて自分でウェザリングして汚す必要があるくらいです。
タキ15600
タキ1200と比較すると問題はそれほど見られませんが、木になる点はやはりいくつかあります。
それらを順番に見てゆきましょう。
カプラーボックス
タキ1200で見られたようなカプラー(カプラーボックス)の変形は見られませんでした。
配管の歪み
この部品は接着剤で完全に取り付けられているようで、自分で歪みを直すことはできませんでした。
ランボードの接着不良
タキ1200と同じく、ランボードが容易に取れてしまいます。
ただし、きちんと奥まで差し込むなどして正しく取り付けると取れにくくなります。
異なる台車
台車は詳しくないので分かりませんが、タキ15600には二種類の台車が取り付けられているのを発見しました。
一つは正しい台車であるTR41C(と思われる台車)。もう一つは画像と比較しても分かりませんでした。
タキ15600について詳しく記述した資料は検索では見つかりませんでしたが、少なくとも途中で台車をはき替えるという改造はなかったように見受けられます。
これが単純なミスなのか、それとも二種類の台車が存在して正解なのかはよく分かりませんでした。
まとめ
三回に分けてポポンデッタの安中貨物の問題点とリコール告知、返送の方法などについて書いて見ました。
この製品については、各種展示会で製作途中のモックアップを見られる機会があったようですが、今年度は一度も見に行ってないので、試作から製品の間の問題点の違いについては推測するしかありません。
リコール対応ですが、自分としてはやはり一度返却し、ポポンデッタとしての対応を見てみたいと思います。
買った当日に撮影した映像。これくらいの距離から見るとわからないんですけどね。