車は西に、の続きを書いてませんでしたね。
つくばを出てほぼ22時間、まぁ途中休憩や食事もあったわけですが、渋滞にはまることなく北九州に無事到着しました。
今回北九州に来たのは奥さんが結婚式に招待されたので、帰省も兼ねようということが本来の理由でした。
が、招待されたのは奥さんと娘。
ぼくと二人の息子は別行動をとることにしました。
通常のパターンだと海水魚やに行くんですが、今回は子どもの事も考えて、ラーメンとちょっと前までは電車好きだった長男のために、本物の豚骨ラーメンと九州新幹線に乗せてあげることにしました。
豚骨ラーメンですが、一般的には博多ラーメンを連想しますが、発祥の地は久留米と言われています。なので小倉から久留米まで新幹線で移動することにしました。
小倉から鹿児島中央方面への直通電車もあるのですが、一度で二度美味しいようにわざと博多乗り換えにしました。
博多から久留米まではつばめ(800系)で。
こちらは暖色系の内装で和を意識してます。
シートも木製でモケットは西陣織。
久留米にはあっという間に着きました。
この久留米駅、一つ前の新鳥栖から数分で着きます。設置駅は異なりますが、在来線の鳥栖から久留米までも一駅。
久留米といえばブリジストンと靴のムーンスター(月星)の城下町ですから、その影響もあるんでしょうかね。
さて、今回は電車なので駅から遠くは行けません。
ラーメンは基本のラーメンで麺は普通。
どんなに食欲があっても麺は普通盛りで硬さは普通。
足りなければ替え玉頼んで硬さを変えます。
さておあじはというと…
九州のラーメンにしては麺は太め。
しかし、太めの方が麺に味がしっかり馴染みます。
スープの味はまろやか系。
食べログとかをみるとたまに悪評価がありますが、大半は久留米ラーメンと博多ラーメンを同じものと勘違いしている書き込みです。
久留米ラーメンはあくまで久留米ラーメン。
地元のひとに愛される味付けです。
似たような例にリンガーハットのちゃんぽんと長崎市内のちゃんぽんの比較。
リンガーハットのちゃんぽんと長崎のちゃんぽんは別物です。
リンガーハットはスパイシーで味も濃厚ですが、市内のラーメンはどこも白湯基本のスープで味の調節はセルフ。
あと、長崎市内で美味しいちゃんぽんを食べたければ、その辺にある食堂に入ればまず大丈夫。
中華街で高いちゃんぽんを食べる必要はありません。
さて帰りですが、さすがにまた新幹線に乗る訳にも行かないので、在来線普通電車で帰りました。
久留米から小倉まで100キロ越えるので途中下車可能です。
ここはいかにも博多ラーメンって感じでしたが、しつこさが無くここも美味しく食べられました。
さて、こうやってラーメン巡礼の旅が終わった訳ですが、子どもも大変満足したようで満足でした。