ツイッターではちょっとささやきましたが、昨晩はなぜか寝付けず、仕舞いには混泳水槽のレイアウトを開始してしまいました。
なにかインスピレーションを生み出すような物はないかなぁ(大げさ)と思っていたところですが、ふと以前ローマを訪れたときのことを思い出して、それをイメージしてみようかなと思いました。
まだ作成途中ですが、どんな感じかはあとでご紹介します。
まずは水質から。
NH3/NH4:
NO2: 0.1ppm
NO3: 20ppm
ここ4日ほど膠着状態です。
NO2がなかなか下がりません。
今朝、レイアウトで砂を舞い挙げたりして多少のアンモニア成分が生じた可能性は否定出来ませんが、それにしても膠着状態がちょっと長いような気がします。
スキマーのスラッジも、明らかに薄い色に変化してきていますが、まだ出てくるということは、どこかに原因があるのかもしれません。
今回はバフィー以外のろ材は使わないと決めたので、必要量のバフィーのぶつ切りは入れていますが、ゲルキューブのような比重が軽いろ材を追加して、パワーヘッドで攪拌することにより流動床っぽい濾過を行うのもよいかもしれません。
さて、レイアウトの話ですが、まずイメージしてみたのはコロッセオです。
コロッセオは皆さんご存じかと思いますが、まずは写真からどうぞ。
小さな動物園-コロッセオ外部
▲コロッセオの外部。入り口を見つけるのがなかなか難しい。

小さな動物園-コロッセオ内部
▲コロッセオの内部。外部からはわからないが、内部はかなり風化が進んでおり、一部は現在復元作業中である。

コロッセオといえば、ローマ帝国の暴君ネロが、当時迫害していたキリスト教徒を野獣と戦わせたり、あるいは二人の剣士をどちらか一方が死ぬまで戦わせた場所として知られています。
観客席は階段状に作られており、奴隷から身分の高いひとまでその地位に応じた指定席が合ったと言うことですが、座席は風化してしまい、現在は残されておりません。
驚きなのは、地下の施設です。
現在は地下の施設が丸見えですが、2枚目の写真にある迷路のようになった場所にはかつて天井があり、その迷路の部分にはトラやライオンなどの野獣が飼育されていたそうです。そして、いざ戦いの場面となると、地下からエレベータで野獣が地上に持ち出され、キリスト教徒は死ぬことしか許されない戦いを強いられたのでした。
ちょっと話はそれますが、この風景を描写した曲として、オットリーノ・レスピーギによる交響詩「ローマの祭」の第一曲目、「チルチェンセス」がありますので興味がある人は聴いてみてください。
話は戻りますが、当然僕は魚どうしを戦わせたいわけではなく、雰囲気のインスピレーションとしてコロッセオを取り上げてみました。まぁ、岩組みがそれに煮ているかどうかは皆さんのご判断にお任せしますが、一応それなりに意識してつくってみたつもりです。
小さな動物園-岩組み1
水槽の斜め正面からの撮影してみました。
まだ正面に使っていない岩がごろごろ残っているので邪魔ですが、将来的には中央に広い砂地を確保し、それを囲むように壁が出来ます。
また、なるべく死角を作らないようにして、万が一弱っている魚や新手しまった魚を発見した時には早急に発見できるようにしています。
小さな動物園-岩組み2
水面から見た様子です。
ご覧のように、後ろの壁に沿うように岩を配置しています。
小さな動物園-岩組み3
ある場所のアップです。
コロッセオを持ち出したのは、実はやっぱり、どうしてもアーチを組みたかったからなのです。
通常はあまり平たい岩は選ばないのですが、今回は平たい岩、特に数センチの突起が付いているような平たい岩を中心に選びました。
また、我慢できずに2箇所ほど大アーチを組んでいます。
と、まぁコロッセオを持ち出すほどのレイアウトではないのですが、個人的にはあまり悪い印象はないので、残りの岩もこんな感じで組んでで行きたいと思います。