今日から「2010盛夏の90cm混泳専用OF水槽作成編」が始まります。
中古水槽のほか、照明とライブロックを除いて必要なものはほぼ全て手配済みなので、入荷した物から順番に手をつけてゆきたいと思います。
さて、今日はクーラー台の作成と設置です。
中古で購入した水槽セットの中に入っているサンプはウェット式の大きなサンプのため、クーラーをサンプ内に収めることができません。
また、クーラーは新しく購入しますが、これまでの反省からゼンスイの ZR-130Eにすることにしました。
いままで使っていたクーラーはジェックスのGXC-210で、60センチ規格水槽であれば余裕だったのですが、90センチオーバーフロー水槽には負担が大きすぎたようです。
また、ポンプの性能と比較しても明らかに回転率が悪いため、クーラーがボトルネックになっていることは確実です。
これらの理由と、値段、スペック、信頼性よりゼンスイの製品を選択しました。
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ちなみに、新しいクーラーはレイアウト水槽用です。
古いクーラーは混泳水槽に使います。
というのも、中古で買った水槽セットについてきたマグネットポンプの方(サンソーPMD-581B,43L/min)がいま使っているマグネットポンプ(サンソーPMD-481B, 35L/min)よりも流量が多いためです。ポンプを交換する手もあったのですが、作業としてはクーラーを交換する方が楽なのでそちらを選択しました。
まずは、棚板の作成です。
最初はスチールラックやメタルラックを使おうと思っていたのですが、どうも適当なサイズの棚板が見つかりません。小さいか、大きすぎるかのどちらかです。
なにか良いものはないかとホームセンターを物色していると、パイン材を用いた組立式システムラックが処分価格になっていたのでこちらを選択しました。
小さな動物園-棚板
こちらは棚板です。
小さな動物園-柱
こちらは柱。
いま考えれば120センチの柱を選んでおけば3段目まで組めたのですが、買ってしまったものは仕方がありません。このままつかうことにします。
まずは、棚板にクーラーを乗せてサイズが適切かどうか確認します。
小さな動物園-クーラー上から
上から眺めてみました。
上からみると両端がぎりぎりに見えますね。
小さな動物園-クーラー斜めから
斜めから見るとこんな感じ。
ちょうどよい長さと幅です。
小さな動物園-仮置き
次に、棚板に柱を付けて、2つの水槽の間に置いてみます。
棚の右側にはアクアトロニカのコントロールボックスがあるので、それに干渉しないように柱の位置を決めます。
小さな動物園-仮置き2
次にクーラーを置いてみて、ホースの取り付け位置を確認します。
特に問題なさそうです。
小さな動物園-組立
特に問題なければ、柱の位置を棚板にマークして、一度棚を解体します。
その後、差金を使って両端の柱の位置を揃えます。
棚板の固定は専用の木ねじを使って行います。
たまたま電動ドライバードリルを持っていたのでこの作業はあっという間に終わりましたが、持ってなければかなり苦労したかもしれません。
ホームセンターによっては工具の貸出を行っているので、電動ドライバーを持っていない方は一度使ってみるとよいと思います。
小さな動物園-設置
棚板に対する柱の位置に常に気を配りながら、柱を固定します。
棚板をつけたら、再びクーラーの設置場所に棚を置き、再度クリアランスなどの確認を行います。
小さな動物園-ホースバンド
ホースの取り付けです。
今回は直径19ミリのホースを用いました。
例によって、アクアリウム用ではなく、糸入りの耐圧ホースを使いました。
ホースはクーラー付属のホースバンドを使ってしっかり固定します。
しかし、あまり強く固定してしまうと部品を折ってしまうので(経験者です)、抜けない程度に締め付けておきます。
このあと、殺菌灯を含め配管をやり直します。
機材の順番は、基本的に「ポンプ→殺菌灯→クーラー→水槽」となります。
この順番にすることで、殺菌灯によって上昇した水温をクーラーで冷ますことができます。
小さな動物園-設置終了
いろいろトラブルもありましたが、設置終了です。
2段目にはカルシウムリアクターが乗っていますが、ここには2台目のクーラーを置く予定です。
カルシウムリアクターはサンプ内に入れる予定ですが、ホースの長さが足りないのでここに仮置きです。
さて、回転率を計算する必要がありますが、最終配管にてこずってしまい、そこまで到達できませんでした。
しかし、明らかにフロー管から流れ出る水の勢いが強くなってますので、回転率は向上しているものと思われます。
近いうちに、きちんと回転率を計算したいと思います。