オヤユビミドリイシがブラウンジェリーに罹ってしまいました。
実は2日ほど前から罹っていて、早期に処置できる状況ではあったのですが、様々な条件が重なり全体へと広がってしまいました。
いまのところ、他への被害はなさそうです。
ちなみに、ブラウンジェリーに罹る前のオヤユビミドリイシです。
小さな動物園-オヤユビミドリイシ
このときは照明が強すぎたため成長点が白っぽくなっていましたが、その後メタハラの照射時間を短くすることで適切な状態で維持していました。
しかし、MAX Gだけでオヤユビが維持できるとは...
小さな動物園-ブラウンジェリー
処置中の写真です。
本体からつららのように垂れ下がっているのが、ブラウンジェリー特有の粘性を持った液体です。
この液体はかなり濃度が濃く、簡単には除去できません。
まず始めに考えたのが、患部の切除です。
しかし困ったことに、病気にかかった部分の石灰質がちょうどライブロックに被さっていて、何らかの切削工具を使わない限り切り落とす事はできません。
次に取った対策は薬浴です。
うちではシーケムのリーフディップを使ってます。
主要構成物質がヨウ素なので、色もにおいもうがい薬そのものです。
既に共肉が溶けている部分には丸ごと、また周辺部にもしっかりと薬液を塗りつけました。
その後別に準備した海水に浸しておきましたが、病状の進行を止めることができませんでした。
小さな動物園-残りポリプ
海水につけると、まだポリプなどが残っている様子がわかるのですが、ほぼ全体に病気が移ってしまった状態なので、残念ですが回復はあきらめることにしました。
ブラウンジェリーについては、病原菌はどこの水槽でも検出される可能性が高い菌であり、また予防法、駆除方法は無いそうです。
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