小さな動物園 - 趣味とつくばのお役立ち情報

海水魚や小動物に関する情報や、活動拠点のつくばに関する情報を提供します。

元気です

いままでほぼ毎日更新していたのに、今週はあまり更新できてません。
まぁ、仙台遠征の疲れもあるんですが、水槽にちとトラブルがあってそれでてんやわんやって感じです。
本当は3月のこのシーズンは仕事もヒマだったはずなんですが、そうは問屋が許しませんでした。
明日くらいにはいつもどおりのペースに戻りますんで、よろしくお願いします。
#ブログの更新は実家の父母への生存証明にもなっているのでできる限り更新したいんですが...

“元気です” への4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは!
    知らない土地に行くとめちゃ疲れませんか?
    自分、今頃風邪ぎみなんで気おつけてくださいね。
    まぁ自分のペースで、のんびり、がんばってください。
    水槽のほうは、気になります。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >やすのぶさん
    どうもありがとうございます。
    出張が多い仕事なので遠征で疲れることはないのですが、本業がこの時期になって多忙になり、気分的にちょっと疲れてしまいました。
    しかし、そろそろ充電も完了したので元気に再開さいたいと思います。
    やすのぶさんもお大事に。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    >ひでさん
    あれ、コメントしたはずなのに反映されてませんでした。
    お返事、おそくなってすみません。
    まー、水槽に限らずいろいろなトラブルに見舞われましたが、充電も完了したので明日からがんばります(金曜ですけどね)。
    トラブルがなんだったかはまたかきますね。

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いわき&仙台遠征報告

遅くなりましたが、いわき&仙台遠征の報告です。
お店の場所についてはgooglemapを参照してください。
●アクアランドはなばた
福島県いわき市のアクアショップです。
いわき市といっても、2003年ごろまでは日本一の面積を誇る市です。
映画「フラガールズ」にも代表されるように、炭鉱産業が斜陽化する一方、いち早く新たなる観光資源の発掘に着手し、福島県の浜通り(海沿い)においては最大の人口を誇ります。
アクアランドはなばたは、いわき市でも南部に位置し、茨城県の最北北茨城市からも数分の距離にあります。
お店は10時からの営業でしたが、思いのほか早く到着し、時間をもてあましてしまいました。
駐車場で待つのももったいないので、勿来の海岸まで10分ほど遊びに行ってきました。
さて、お店ですが、雰囲気に関しては大宮のティアラに感じが似ています。
しかし、海水魚については種類別に管理されており、また状態も決して悪くありません。値段も極端に高いわけではなく、よく探すと掘り出し物も見つかります。
スタートアップに必要な機材も一通りそろっているので、日立市以北の人が始めて海水魚をはじめるにあたってはちょうどよいお店だと思います。
また、定期的に特売もやっているようです。
たとえば、カミハタのファンネルラッキーは、東北地方では最安値だと思います。
残念なのは、サンゴ水槽のレイアウトがいまいちなこと。
サンゴ自身は状態は悪くないのですが、もうちょっとレイアウトを工夫してもよいのではないかと思います。
ここでは2匹3000円と特売になっていたスカンクシュリンプを購入してきました。うちの水槽では早速せっせと働いてくれています。
●根岸サンゴ園
同じくいわき市にあるアクアショップですが、はなばたからはかなり離れています。
なので、いわき勿来インターからいわき中央インターまで高速道路で移動しました(平日700円、土日350円)。
お店の名前からはとっても大きいお店を想像しちゃいますが、非常にコンパクトなお店です。
店のつくりとしては、手前が淡水、奥が海水です。
この店で関心したところは、値札に魚のイラストと簡単な説明が書いてあることです。
なので、ほしい魚がいくらなのか確実に知ることが可能です。
また、写真ではなくイラストなのもいい感じです。非常にきれいなイラストで親近感をもてました。
ここも海水については魚がメインです。
ただ、種類はかなり豊富にそろってますし、混泳させているので、混泳を考えている方には相談先としてよいかもしれません。
20日は8件まわる予定なので1件にあまりお金をかけるわけには行きません。
水槽を観察していたら、前からきになったコンベがいたので、それをいただくことにしました。
1800円のサラサコンベです。縄張り意識がやや強いということですが、うちの水槽ではしっかりと自分の居場所を見つけたみたいです。
底性ですが、結構器用に泳ぎ回ります。
●ペットエコ 名取店
さて、ここからは仙台周辺のペットショップです。
いわきからは磐越道、東北道を経由して移動しました。
しかし、これらの道路はいずれも山越えの道なので、想像以上にガソリンを消費してしまいます。
さて、ペットエコですが、ペットのホームセンターといった感じのお店です。
犬猫小動物から、淡水、海水まですべてそろっています。
海水魚コーナーも、親子連れでにぎわっていました。
サンゴについては、ここもあまりたくさんは取り扱っていません。
また、値札に値段が書いてあるわけでなく、縁取りの色で判別するのですが、それがちょっとわかりにくい感じがしました。
じつはつい最近までSPSも取り扱っており、うわさでは仙台近郊で一番の色上がりを見せていたそうですが、売り上げが伸びないため、お店の方針として撤退したそうです。
しかし、そのレベルの高さは店の奥にある展示水槽をひとめみればわかりますので、ペットエコに行かれた方はまずレイアウト水槽をみることをお勧めします。
このお店だと、スタートアップから上級者の要望まで、ほとんどすべてかなえてくれるお店だと思います。値段については関東の量販店に比べるとさすがに割高な印象は否めませんが、選択肢がたくさんあるというのはよいことだと思います。
この店も、魚一つ一つのイラストがあり、初めての人にもわかりやすいように配慮されていました。
魚の価格については、物によっては掘り出し物もありました(カリブ産フレームエンゼルが4000円台とか)。
このお店では、ヤッコMIXとして特売になっていたニセフウライチョウチョウウオとホンソメワケベラを購入しました。いずれも、ネット広告で目をつけていた魚です。
–追伸–
ホンソメですが、3日目にお亡くなりになってしまいました。
水槽内には組み合わせが悪い魚はいないのですが、移動や群れをなしている魚にストレスを受けたのかもしれません。
合掌。
—-
●リーフトライブ
仙台の道は複雑で、大通りがある一方、裏路地もたくさんあります。
それが突然一方通行になったりと、カーナビがないと大変です。
ペットエコからリーフトライブまで、距離はそれほど遠くないのですが、1時間くらいかかってしまいました。
リーフトライブですが、オークションを中心とした店です。
実店舗もありますが、目立っているわけではないので注意深く運転しないと見逃してしまいます。
お店は、昔ながらの雑貨屋をアクアショップ風に改良した感じのお店です。
魚水槽とサンゴ水槽があります。今回訪問した中では、サンゴ水槽が充実していたお店です。
すぐに目に留まったのは、トゲサンゴ1980円。大きさも手ごろだったので購入しようと思ったら、オークション出品中だとのこと。ほかにもいくつか気になるサンゴ類がありましたが、どれもオークションに出ていました。最終的に、タコアシブランチを買いました。ナガレハナ系列が好きな自分としては悪い買い物ではありませんでしたが...
興味深かったのは、割合ブリード可能なSPSを、お店で養殖していた点です。
コモン系など、割合成長が早いサンゴをブリードし、それを通販している点です。
オークションなんでいくらで販売されているかわかりませんが、たとえばウスコモンなど、ピンクや緑色などときれいに色上がりしていて、無理にでも販売してほしいくらいの品質でした。
店主は非常に気さくな方で、いろいろなことを楽しくお話していただけます。
ネット販売主体となると、店頭販売以上に気を使うことが多いでしょうから、サンゴの育成についてはいろいろなノウハウをお持ちかもしれません。近くの方は話ついでに立ち寄られても損はないと思いますし、店主も歓迎してくれるような雰囲気でした。
●ナッシュビル
リーフトライブからナッシュビルまでが一番移動時間がかかりました。
仙台市内は一方通行や変則的な多車線道路が多く、ナビの指示に忠実に従ってもなかなか目的地に到達できません。
また、20日が彼岸ということで、お墓参り帰りの方が多く、細い路地が渋滞していたのも原因かもしれません(ラジオではそういってましたが、現地の人は否定してました)。
リーフトライブですが、犬を主体に販売されているお店と隣り合わせで建っていました。
どちらかというと犬のお店が目だってしまうので、つい見過ごしてしまいそうになります。
お店の広さは平均的なアクアショップと同じ程度の広さで、魚水槽をメインに数種類のサンゴを販売されていました。
奥には、淡水水槽が設置してありました。
入ってびっくりしたのはお茶が出てきたところ。この後訪れた店はほとんどそうなのですが、お茶がでてくるんですよ。「仙台の伝統ですか」と伺ったところ「そうではないですけどね」というお答え。
でも、日常的であるほどそれが伝統であるかどうかわかりにくいものです。一見さんお断りのようなショップよりも、明らかにはじめてのお客でもお茶が出てくるといろいろと話したくなるものです。
お店の特徴としては、中古品の販売があること、生体とその価格がはっきりとわかりやすく説明してあることでしょうか。
お店の方とお話したところ、仙台ではあまりサンゴが売れない、というお話をしていました。ちょっと前はブームになったこともあったそうですが、現在では魚のほうがメインとのこと。多くの種類を数尾ずつストックしている感じでした。
残念ながら魚についてはうちの水槽との組み合わせが悪そうだったので、スギ系のミドリイシを購入しました。大きい固体から折った一本物。一応各店何らかの買い物をしようと思っていたのですが、予算も限られているので一番安いものを選ばせていただきました。
ちなみに、店主は買い付けに東京まで行かれることもあるそうです。また、ショップ歴も長く、いろいろな方をご存知のようでした。
●コーラルタウン 仙台店
いままでのお店がややわかりにくい位置にあったのに対して、コーラルタウン仙台店は駅東の再開発地区に近い、自動車の流れもスムーズな場所に位置しています。
お店の広ははほかのショップの2倍強。しかもゆとりのある配置なので、家族連れで訪れても心配ありません。実際訪問時は5名くらいの家族連れでにぎわっていました。
水槽の特徴としては、正面の水槽がソフト・LPS主体の水槽、右手にSPS(ミドリイシ)、その先には魚水槽とおくには陰日性コーラルを中心とした水槽がありました。
サンゴの品揃えとしては、仙台市内で一番充実していると思います。
価格も首都圏並み。とくにトサカ類は値段が細かく決められておらず、LとMの2つで分けられています。
また、イソギン専用水槽があるのも特徴的でしょう。
イソギン水槽を備えている店は首都圏でも少ないのですが、仙台店にはイソギン水槽が設置してあります。
広い水槽にハタゴイソギンチャクがおいてありましたが、かなりよい状態でした。
メンテナンス用品はそれほどたくさん置いてあるわけではありませんが、エレメント類は各社のものが一通りそろえてある状態です。
エレメント類が以外と軽視されがちですが、実際に計測してみると消耗が激しいので、この機会にそろえておくとよいと思います。
仙台店においてあるかわかりませんが、ブライトウェルがお勧めです。おいてなくても、注文すれば取り寄せてくれると思います。
店長ともいろいろ話しをしたかったのですが、ちょうど常連さんも来ており、商談も成立しそうな感じでしたので、遠巻きにその様子を見ていました。
ハタゴイソギンチャクに興味あるようで、お客さんは大変興奮されていました。
なかなか難しいハタゴイソギンチャクの育成ですが、成功されることをいのってます。
さて、この店ではナグラカサトサカを購入しました。
実は当日の朝、土浦店からいくつかのサンゴが到着していることを知っていたので、それと重複しないようにと思っていたのですが、ちょうどほしいトサカがあったので迷わず購入しました。多分土浦店の六角水槽のトサカですが...
あと、オルカの水槽が特売になってます。
土日の交通費2000円+ガソリン代を含めても、首都圏のどこよりも安価で購入できます。
オルカを狙っている人は、あらかじめ在庫を確かめて訪問されるとよいと思います。
価格をかいてよいのかわかりませんが、日本全国によくある神社の名前と同じ(八幡様神社)と同じくらいです。
●ユニークフィッシュクラブ
ユニークフィッシュクラブは団地の中にあるお店です。
となりはちょっとしたブティック。
19時ちょっと前に到着ということもあり、そのときお客さんはいませんでしたが、おそらく日中はそれなりにお客さんがいるのではないかと思います。
ここは、魚水槽がメインですが、ミドリイシ水槽やサンゴ水槽もありました。また、奥には淡水の水槽も設置されていました。
中央にはテーブルが設置されており、例によってお茶とお茶菓子をいただきました。
不思議なもので、いういう物をいただくと、自然と店長さんとお話したくなる物なのですね。
仙台の海水魚事情についていろいろお伺いしました。
店を今の場所に移転したのは数年前で、その前は淡水もそれなりの規模で販売されていたそうです。しかし、販売の中心を海水魚中心とし、現在のお店に移ってこられたということです。
水槽の魚についても一つ一つ丁寧に説明書きがありましたが、店長さんも丁寧に説明してくれました。
最初は特売のフレームエンゼルにしようと思っていたのですが、すでに水槽に入っているヤッコ類の勢力関係を考えて、バイカラードティーバックをお勧めいただきました。ちなみに、売約済みの魚もいくつかありましたが、石巻や盛岡など、遠くのお客さんもつかんでらっしゃるようでした。
ここの店長さん、”U.F.C.”と書かれたポロシャツを着ているので誰が見ても店員とわかるのですが、名札をつけていらっしゃるところが好印象でした。奥様と一緒に経営されているようですが、実にアットホームな感じで楽しい時間をすごさせていただきました。
メンテナンスもかなりの数を手がけてらっしゃるようで、コルクボードにはそれらの写真が掲示してありました。また、レジにあるおそらく世界一小型のOF水槽(15センチ角)があり、大変興味深かったです。中身まで見せていただいたのですが、コンパクトなボディーに濾過槽、スキマーまできちんと収まっています。本体価格が7万とちょっと高いのですが、近いうちに廉価版が出るそうです。
バイカラーですが、今日はどこかに遊びに行ってて姿を見ることができませんでしたが、おそらく元気に過ごしていると思います。
●ロッソ
最後に訪問したお店はロッソというお店です。
実はほかのお店を訪問する途中で知ったのですが、もともとここはシュリンプ専門店ということだそうです。お店もかなり広いのですが、確かにほとんどの商品がえび関係でした。ただし、消耗品についてはペットエコ以上に専門性の高い消耗品(たとえば、エーハイムの交換用エンペラなど)もおいてあるので、海水の方でも消耗品目当てに尋ねると思わぬ発見があると思います。
海水ですが、正直ちょっと寂しい感じでした。
水槽の状態はかなりよいのですが、お土産に持って帰る価格をオーバーしてしまうものばかりでした。
実は、人間の頭並みのウミバラがあり、それが流通価格を考えると超破格だったのですが、これ以上お金を使えないのでここはぐっと我慢しました。
お店は4号バイパス沿いにあるのですが、ナビの種類によっては正確な住所が出ず、住宅街の中を目的地にしてしまうようです。実際の店舗は4号バイパス沿いですので、近くまで着たらバイパスの東側をよく見ておくとよいと思います。
●旨味 太助
この店は海水魚店ではありません。
牛タンの店です。
仙台で牛タンというと、「味 太助」が老舗ですが、分店となるこちらのほうがよく知っているので仙台に行くと必ずよります。
1260円で牛タン5切れほど、麦飯、テイルスープ、浅漬けを食べられるのですが、牛タンの味には感動します。
普通の焼肉屋だと、薄切りの牛タンを片面焼いて、その上にレモン汁をかけて食べるのが普通ですが、ここは厚切りの牛タンを炭火で焼いてくれます。
薄切り牛タンはなんとなく物足りない味ですが、太助の牛タンははっきり言って最高です。
ここの牛タンを食べると、ほかのお店で牛タンを食べようとは思えません。
以前と比べて分店も増えて、今では各地で食べられるようになったので、もしお近くにお店があるようでしたらぜひ訪問されるとよいと思います。
●まとめ
仙台では、サンゴの飼育がまだメジャーではないというのが正直な感想でした。
しかしそれは、サンゴのレイアウト水槽が少ないことも原因のひとつだと思います。
GEXあたりの60センチ規格水槽を2~3本くらい立ち上げ、そこでサンゴと魚数種類を飼育し展示するだけでも、サンゴ飼育のすばらしさを感じさせてくれるのではないでしょうか。
一方、魚の販売については、一つ一つの魚について、写真や絵つきで丁寧に展示してあるお店が多いのが印象的でした。海水魚は大きさや色と値段はあまり関係ないので、ほしいと思った魚が案外高かったり、逆のことがよくあります。しかし値段と絵が一緒になっていれば、そういう不安はなくなるので、これは首都圏のお店でもぜひ見習ってほしいと思います。お店がマニアだけのお店にならないためにも...
帰りですが、途中まで国道6号線で帰り、常磐道が開通しているところから常磐道を使いました。
福島経由で帰ると峠経由になるほか、50kmも遠くなります。
しかし、夜の6号線(浜どおり)は信号も少なく、かなり順調に走れます。
仙台から60kmも走れば常磐自動車道が開通していますので、帰りはこちらを選択するのも手だと思います。
以上、遅くなりましたが仙台レポートでした。

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