トラブルってなに?と思われている方もいらっしゃるとおもいますので、そろそろ公開したいと思います。
そのトラブルとは、「パッキングされた袋の中でミドリイシが溶けちゃった」事件です。
あるお店で(とさせてください)クシエダミドリイシとグラヌローサを購入しました。照明強化のため、ファンネルラッキーも購入しました。購入したのは夜8時くらいで、その後友達と食事に行きました。
言った先はインドカレーのお店。
日本語がつたないインド人が作るカレーは最高においしく、ナンもおかわり自由で腹いっぱい食べました。
さて、自宅に戻って温度合わせを行い、水あわせをしなければなりませんが、眠さと前日の仙台の疲れがたまり、とりあえずパッキングしたまま水槽にぷかぷか浮かせておくことにしました。
翌朝、水槽を見てびっくり。
クシエダミドリイシの袋がまっ茶色になっているではありませんか!
しまったと思っても時遅し。共肉が溶けてしまったのです。
急いで袋から出すと、共肉が解けたときのいやなにおいが。
新しい海水は常に準備しているので、それでサンゴ本体をよくすすぎ、とりあえず水槽に入れました。
その時点で共肉は9割とけていましたが、ポリプはまだ咲いている状態でした。
念のため、残りの海水で水換えを行い、続けて20リットルの水換えを行いました(ちなみに、うちではRO/DI水20リットルが1時間、海水作成が(25℃、0.231)が2時間の合計3時間で作れます)。
その後、購入したショップに相談に行きました。
原因は不明だったのですが、ポリプが咲いているうちは共肉が解けても褐中藻が戻り、一度茶色になったと色が戻るだろう、という話でした。
しかし、ポリプはだんだんと抜け落ちてゆき、2日後には完全になくなってしまいました。
いまは真っ白ですが、完全に駄目になっているのであればあと数日で藻が生えてくると思います。
この数日は海水作りと換水、NH3/NO3測定ばかりやっていました。
また、ミドリイシが解けた影響でハナガタ系サンゴが萎縮してしまい、スターポリプの一部がポリプを出さなくなってしまいました。
これらを観察したりしているうちに、Blogを更新する機会を失ってしまいました。
おそらく、クシエダは元には戻らないと思います。しかし、新しい教訓を2つ得ました。
1つ目は、買った生体はその日のうちに水槽に入れること、
2つ目は、世の中では「弱い」といわれている深場系ミドリイシがむしろ強いということです。これはブリードにも限らず、ワイルドでも当てはまります。
クシエダのポリプがどんどん萎縮していく中、同時に購入したグラヌローサはポリプさえ咲かせていました。先日ブルーハーバーで購入したカロリニアーナだって、元気ピンピンです。
つまり、本などに書かれている「深場は最上級の難しさ」というのは、必ずしもそのとおりではないということです。
クシエダとそれを販売してくれたショップの方には残念なことをしましたが、よい経験をしたと思います。この経験を次のミドリイシ購入に生かしたいと思います。
図:グラヌローサ。多少の硝酸塩が出てても平気みたい。深場が難しいとは誰が言ったのだろう?
トラブルって??
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お元気そうで何よりです。食欲は元気のバロメーターですよね。
Mgのこと、いろいろアドバイスありがとうございます。とりあえず、明日換水してみます。RO水を作ったり海水を作ったりで、夜更かししてしまってます。
昨日辺りから、砂がちょっと茶色っぽいなって思っていたら、今日帰宅したら、結構茶色くなっていて、ライブロックまで茶色に。
明日は、水槽にかかりそうです。
仙台のショップのお話、楽しませてもらいました。さすが秋葉で養われた観察眼ですね。興味を惹かれるショップもあって、久し振りに仙台に行きたくなりました。
東京では、そうそう、やはり東京サンマリンは見ていて楽しいですよね。
マンジュウイシモチくん、可愛いですね。ちっちゃかったら欲しいな。このお魚のモノクロバージョンみたいなのがチャームさんにあります。そっちも結構可愛いです。
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先ほどのコメントで、「未知の世界」ってタイトルを書いた時は、別の内容で書き始めたのですが、途中で内容を変更したのに、ミスマッチなタイトルでした(^_^;)
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>pironkoさん
お互い夜更かしですねo(^-^)o
モノクロ=プテラポゴン・ガウデルニィですね。
マンジュウイシモチの仲間ですが、あまり強くないそうです。でも、ペアで買ってブリードした例もあるそうです。
マンジュウイシモチはとても強いですよ。
ハタゴ毒にも耐えましたし、酸欠にも強いです。なにせうちでの過去の災難を何度ものりこえてますから。ほかの魚にも無関心なので混泳もOkです。
うちのは500円玉大ですが、ショップに行けば一回り小さい生体もありますよ。
マンジュウイシモチはとても個性の強い魚です。
物陰からすっと現れたかと思うと、いつの間にか消えてしまいます。
でも、えさを与えるとすごい速さで食べに行きます。とてもおもしろいですよ。
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おはようございます。夜更かしアンド早起きです。
モノクロのお魚は、ホソスジマンジュウイシモチって書いてありました。形や模様は、マンジュウイシモチそのものなんです。きっと、群れで泳がせたら楽しそうです。
でも、OF水槽の水質がまだまだ安定しなくて、新しいお魚はちょっとためらってしまいますね。その中でも、バートレットアンティアスは丈夫ですね。水が安定してきたら、もっと追加する予定です。
この魚は丈夫だとか、弱いとか、研究者の皆さんが膨大な試行錯誤の中から導き出した結果だと思いますが、案外、一般人の経験の方が役に立ったりしますよね。でも、そういう道で研究をされている方たちには感謝の気持ちでいっぱいです。
週末に一度は、どこかのアクアショップに行きたくなりますね。何かに夢中になるとそれしか頭になくて、それが長所でもあり欠点でもあるのですが(^_^;)
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私のスハルソノイは幾多の難を乗り越え二年を迎えて居ますw
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>οι★さん
今日もポリプうじゃうじゃの深場サンゴみて財布が緩みそうになりました。が、来月車検なので我慢です。