今年は照明を強化したいと考えていることは先日も書いたと思います。
いままで、ろ過は上掛け式(ウェット&ドライ)と外部フィルタを兼用してやっていましたが、照明を強化するには上掛け式フィルタはどうしても邪魔になってしまいます。
だからといって、外部フィルタをもう一個置くスペースがあるかというと、それもありません。
色々と思案していたところ、先日訪問した東京サンマリンでは流動底フィルタを積極的に取り入れていることを思い出しました。
流動底フィルタとは、生物ろ過の一種で、BB弾みたいなボールが水流の中をコロコロ転がることによって、物理的にろ過のための接触面積を広げるろ過方式です。
一説によれば、ほんのちょっとのろ過材で、1トンの水を処理することもできるほど、効率がよいらしいです。
$小さな動物園-流動底フィルタ
東京サンマリンではSMNの製品を取り扱っていたので、それを使うことにしました。
値段は...そこそこします。ペットボトルで自作している人もいるくらいなので、原理は非常に簡単です。
さて、SMNのフィルタをとりつけるためには、水槽のフランジを削る必要があります。
20mmまでならOkなのですが、うちの水槽はセット販売品で、蓋をおくためのフランジがついているのでそれを削るところから作業開始です。
フランジは樹脂製で結構堅いのですが、カッターナイフで少しづつ削ります。当然、削りかすが出ますが、水面に落ちたらその都度スポイトで拾います。
小さな動物園-フランジ
削ったあとはこんな感じです。
そこに、フィルタを取り付けます。
小さな動物園-固定
まだ古い配管が残っていますが、こんな感じで取り付けました。
まだ通水していないので、ろ材が見えると思います。
ろ材にバクテリアが定着するまでしばらく時間が掛かると言うことですが、本格的に動き始めればかなり安定した水質を保てるのではないかと思います。
小さな動物園-沖縄ハタゴ2
ちなみに、朝一番で宮古島産ハタゴを入手してきました。入手先はアクアステーションピュアです。
今回は前回よりも大きめのハタゴですし、砂底に平らなライブロックをうめて活着させたので、たぶん大丈夫だと思います。
ハタゴは砂底と岩のくぼみが好みの種類もあるようですが、宮古島は安定した岩の上に活着するみたいです。