我が家にニンテンドー Switch が来てから早2年近く。

その間に Joy Con のアナログレバーが何度壊れたことか。

 

まぁ、スプラトゥーン2をやりすぎていることが原因の一つだと思うのですが、それにしても保証期間中に何度も故障してしまうので、今回は自分で修理してみることにしました。

 

Amazonで部品を探していると、道具類も一式揃った修理キットが販売されていたので、それを購入してみました。

ここでは簡単に修理の手順を紹介したいと思います。

 

いつものお約束事ですが、この記事で取り上げている内容は全て自己責任の元で行ってください。

当然のことながら、自分で Joy Con の蓋を開けた時から、任天堂の保証は効かなくなります。

また、修理に関するコメント・問い合わせは一切受付致しませんのでご了承ください。

Joy Con 修理キットの入手

iPhoneのAmazonアプリでJoy Conの修理部品がないかどうかしらべてたら、たまたまこんな部品を発見しました。

アナログジョイスティック2個に予備の交換ネジ、特殊形状ドライバなど、修理に必要なものが一通り揃っています。

このキットを一度購入すれば、工具は使い回しすればいいだけなので、次からはアナログジョイスティックだけを購入すればいいことになります。

 

ということで、Amazonでポチり。

翌日には修理部品が到着しました。

 

工具や交換の部品はこのような箱に入ってきました。

 

 

工具として、ドライバ三種、ピンセット、吸盤、刷毛などがはいっています。

 

交換用の部品としてアナログジョイスティックが2個、キャップが4個、それにネジ山が潰れた時の交換ネジが4本入っていました。

 

アナログジョイスティックは純正の交換部品ではありませんでした。

裏面はこんな感じ。

左側が純正部品です。

面側。

フレキシブル基板の色が違うほかは、それほど大きな違いはありませんでした。

故障の内容

故障の内容はこんな感じ。

壊れているのは左側のアナログジョイスティック。

上を押していないのに、キャリブレーション画面を見るとマークが上方に動いてしまいます。

また、右方向を押してもやはりカーソルは反応しません。

修理の手順

では、実際に修理してみることにしましょう。

裏蓋の取り外し

まずは、裏蓋を取り外します。

Joy Conを裏返すとこんな感じになります。

四隅にY字型のネジがありますので、専用ドライバを使ってこれらのネジを全て取り外します。

次に裏蓋を取り外します。

蓋をこじ開けるためのジグが2種類入っていますが、少なからずコントローラに傷がつく可能性が高いので、今回は付属の吸盤を裏蓋に取り付け、引っ張ることで外してみました。

 

この辺りの修理方法は iPhone5 を修理した時の知識が生きています。

バッテリーの取り外し。

次にバッテリーを取り外します。

アナログジョイスティックはバッテリーの裏側に隠れているので、バッテリーとそれを固定する台を取り外します。

まずは右上にあるネジをプラスドライバーで外します。

次にバッテリーを外します。

バッテリーは両面テープで取り付けられているだけなので、ちょっとだけ力を入れて引っ張ればすぐに外せます。

次に、バッテリーの下に隠れていたネジ2箇所を取り外します。

左上と右下の2本を外せば大丈夫です(僕は4本とも取り外しましたが…)。

内部ネジはこのように長さが違うものが使われているので、あとで混乱しないようにメモなどを取りながら外しておくと良いと思います。

バッテリーとそれを固定するための台を取り外すと、アナログジョイスティックが見えてきました。

これがアナログジョイスティックです。

アナログジョイスティックはネジで2箇所固定されているだけですので、それを外せばアナログジョイスティックが取り外せます。

 

このとき、左下にあるボタンが邪魔になることがありますので、必要に応じてアナログジョイスティックの左下にある基板も取り外した方がよいでしょう。

 

アナログジョイスティックから伸びているフレキシブル基板は、フレキシブル基板を持ちながらゆっくり、しかし少し力を込めて引っ張ればコネクタから外れます。

新しいアナログジョイスティックの取り付け

ここからは新しい部品を取り付けて、いままでとは逆の手順でその他の部品を取り付けてゆきます。

 

まずは、アナログジョイスティックを取り付ける前に、アナログジョイスティックから伸びているフレキシブル基板を本体基板に取り付けます。

 

フレキシブル基板の取り付けは、フレキシブル基板を指で持ってコネクタに差し込めば完了です。

その後は、アナログジョイスティックを2本のネジで固定します。

 

あとは今までと逆の手順で元に戻すだけです。

 

最後に、余ったネジがないかどうか確認して終了です。

まとめ

修理時間はほんの10分程度でした。

 

キャリブレーションを行うと、きちんとキャリブレーションを行うことができました。

 

任天堂のカスタマーセンターは親切ですので、保証期間内の修理であればほぼ無料で修理できますし、リスクも少ないのですが、修理が完了するまで代わりとなるコントローラがないために不便な思いをしてしまいます。

 

その点、自分で修理できればリスクは伴うものの、待ち時間はほぼゼロになります。

 

この辺りは自分のスキルと手間の問題ですので、自分でできそうだという方は是非トライしてみると良いと思います。