スマホを含めたデジカメで水槽の写真を撮ると、実際目にした写真とは異なり、青飛びした写真になってしまうことがありませんか?これはデジカメなどの撮像素子が青い光に過剰に反応し、いわゆるホワイトバランスが崩れてしまうためなのです。

 

逆に言えば、人間の目は優秀で、「白いものは絶対白」に見えるように常にホワイトバランスを調整してくれているんですよね。

 

スマホなどのデジカメ用にそのようなフィルタがあればよいのですが、実際あるんです。

 

一部のブログなどでは有名ですが、色温度と呼ばれるものを変換することによって、人間のみたままの色感覚をほぼそのまま撮影させることができるフィルタが超激安で販売されていることを最近知りました。

青飛び写真の例

はい、これは典型的な青飛び写真の例。

青を中心としたLED光源のもとでモジルブクラウンとデバスズメダイを撮影してみたのですが、海水は真っ青、深い赤みを持ったモルジブは灰色、しかもエメラルドグリーンのデバスズメも紺色に写ってしまってます。

が、実際はもちろん綺麗に見えるんですよね。

 

ちなみに、撮影時に使った光源はこれ。

この商品、レビューでは意見が割れているんですが、実際に使ってみると色再現性の良さだけではなく、ミドリイシまで飼育できそうなスペクトルも充実しているんですよね。

 

いまなら5000円切っているのでお買い得かもしれません。

それはさておき、これにとあるフィルタを噛ませて撮影してみるとあら不思議。

それぞれの魚の色が綺麗に写っているではありませんか。

モルジブクラウンの白いバンド、赤い体色も綺麗に再現されています(一眼で撮影すればよかったですね)。

 

さて、ここでいう「フィルタ」、Photoshopやgimpなどの画像変換ソフトで使われる「フィルタ」ではなく、「光学フィルタ」と呼ばれているものです。

 

それは何かというと、「フィルタ」という実体があってそれをレンズの前に置くことによって色変換を行なっているのです。

 

昔、受験勉強のために「チェックシート」とか使った記憶がありませんか?

マーカーで色ぬりしたところにチェックシートを被せたら、その部分が真っ黒になるというもの。

 

これも、「光学フィルタ」の一例なのです。

色温度変換フィルタの入手

さて、あるブログで色温度変換フィルタのことを知ってすぐ、入手することにしました。

やはり、Photoshopなどで色を調整するって、なにか人工的な嫌なんですよね。

 

これはやはりお高いのかな〜って思い調べてみるとなんと驚き!

ハガキサイズであれば子どものおやつ並の金額で買えちゃうんです。

 

ということで、発注してみたら翌営業日には届く仕事の速さ。

で、あけてみると例のフィルタが入っていました。

 

このフィルタ、LEEFilter社のCTBコンバージョンフィルタ204という製品です。

 

Amazonなどでは販売されていなくて、舞台用照明の専門店から販売されているようです。

さて、その代金はというと…

送料の方がはるかに高いですよね(笑)

でも、その分購入する価値はあると思います。

 

サイズも各種ありますので、お手持ちのカメラのサイズに合わせてサイズを決めていただければと思います。

撮影例

たとえば、

真っ青に写ってしまったロングテンタクルアネモネも、このフィルターを使うことによって

 

こんな感じで綺麗に撮影できます。

ただし、LED光のうち、サンゴ砂に照射されている赤みについては変換できないのでそれがちょっと惜しいですね。

赤いマメスナも綺麗に写っていまね。

MMC企画の商品

実は、これと同じような商品をMMC企画が販売しているのをご存知ですか?

コーラルレンズという製品です。

セットで4000円弱とやや高価な商品ですが、スマホホルダーやマクロレンズもついているので、キッチリ撮影したい方にはオススメの商品です。

ところで…

ここまで読み進められた方はちょっとピンときたかもしれませんが、先週あたりから海水魚を再開しました。

やっぱ趣味は我慢することはできないですよね…

 

ということで、(たぶん)2年ぶりくらいに海水魚の話も取り上げてゆきたいとおもいます。