以前幸手で行われたハンドメイド市で、布をまとめて販売しているお店がありました。せっかくなので話を聞いてみると、埼玉県行田市で実店舗を構えているとのこと。

 

つくばから行田までは結構な距離がありますが、実際は1/3を高速道路、残りを一般道で走ったところで90分とかからない場所にありますから、つくばから日暮里繊維街にゆくのとあまり変わらない感じです。

生地のキャロットって?

生地のキャロット 別館

生地のキャロットは、埼玉の古墳群の近くにお店を構える、どちらかというとアウトレット系の生地屋さんです。

品揃えにやや偏りがある感じですが、とにかくその量は見ている方も圧倒されます。

 

裁断以外は基本的にセルフサービスで、自分で生地を探してきて、それを裁断台で切ってもらい、その生地を自分で返しに行く感じのお店です。

また、お店の方も必要最低限のことしか答えませんので(愛想が悪いわけではなく、生地の種類が多すぎて答えられない?)、自分でタグをみたり触り心地を確かめて購入することになります。

 

切った生地はレジで預かってもらえるので、気に入った生地があればとりあえず確保してもらって、納得のゆくまで買い物を続けることが可能です。

生地のキャロット 新館

こちらは新館。

 

基本的にはおなじような品揃えですが、こちらの方が在庫量が豊富な上、裁縫用品もふんだんに取り揃えてあります。

また、別館はかなり寒いのですが、新館は空調が効いているので、やや過ごしやすい感じです。でも、この時期(冬)はコートを羽織って行かないとかなり寒い思いをします。

超アウトレット

新館、別館ともに店舗外にアウトレット商品がおいてあり、時々そこに思いがけない商品が隠されてたりします。

いまのところはファスナー、残りが中途半端なハギレ、ミシン糸(工業用2000mが150円とか)がおいてあります。

 

ハギレも丁寧に探すと思いがけない商品が見つかったりして結構面白かったりします。

 

屋外販売のハギレ

屋外販売のハギレはこんな感じで売られています。

やや日光や風にさらされているので、物によっては色あせたりした生地もありますので要注意です。

ただし、一巻百円から五百円くらいなので、試し縫いのための記事としては悪くないと思います。

 

注意すべきなのは、ここに置いてある生地は、お店の人に聞いても種類や品質について回答できないという点でしょうか。

直感的に「面白そう」「安いからとりあえず試作用に」くらいの気持ちで購入するのがベストだとおもいます。

 

お店の中は…

お店の中は、ズバリこんな感じです。

 

別館店内

昔のドン・キホーテっぽくて、なんだかワクワクしてしまいます。

一応大まかに生地の種類ごとに区画が整理されています。

 

ナスカン・バネホックなどは新館の方が品揃えが多いでしょうか。

アクリルテープは別館の方が多い感じです。

食事事情

近辺の食事事情はあまりよくありません。

お店の前にミニストップがあるので、お腹が減ったらそこにお世話になるのがいいとおもいます。

ついでに寄りたい

もし、つくば方面からここにきたのであれば、加須のVC’s(ヴィシーズ)にもよって見たいところです。

概ね20分もあれば到着します。

 

VC’sとは、スーパービバホームの中に展開されている手芸・小物洋品店です。

こちらの品揃えもすごいですから、両方をはしごする価値はあるとおもいます。

 

店舗情報

埼玉県行田市長野4-28-15

048-559-3574

AM10:00-PM6:00

不定休

 

ちなみに、つくば方面からゆくのであれば、圏央道で八王子方面に向かい、五霞ICで降りて、4号バイパス、国道125号を通って目指すのが一番経済的です。

 

五霞を通り過ぎ、東北道を経由して加須ICで降りてもよいのですが、距離は遠くなりますし、時間はほとんど変わりません。

 

ちなみに、このお店の周辺にはさきたま古墳群がありますので(タモリ倶楽部でも取り上げられました)、時間があれば古墳見学もいいかもしれません。