ポポンデッタから次の製品の情報は出てくるものの、安中貨物に関する続報はなかなか出ず、どうなっているのかヤキモキしている中、10月1日付(到着は11月6日)でポポンデッタから「『安中貨物』関連製品にかんしてのご報告とご案内」というお手紙が来ました。
詳しくは後述するとして、再出荷目処は2月末になるということ、また回収・点検の受付期限は1月末日になるということでした。
進行状況と内容について
返品シュケジュールと内容について
ポポンデッタから送られて来た手紙を見ると、「製造工場との調整の結果、下記スケジュールでのご返送および再納品を予定」「あらゆる可能性を検討させていただき、製品全量分を再度生産、準備させていただく」という記述がありました。
この文章を率直に理解すると、(金型の修正はわかりませんが)プレスし直すところから再度実施し、改めて新品を作る、と理解しても良さそうです。ただ、そのためか返送・再出荷のための期限がずいぶん先になってしまいました。
- 個人のお客様よりお預かりぶんの修繕・ご返送 2018年2月中旬
- 小売店並びに問屋様への再出荷 2018年2月下旬
結局、発売日の8月31日を半年過ぎての再出荷ということになりそうです。
また、この手紙には商品のキャンセルは書いていないので、リコール理由のキャンセルについては、ポポンデッタ側としては想定していないように考えられます。
もう一つ気になるのが、「言葉の揺れ」です。
A4一枚の説明文の中には、「再生産」という言葉と、「修繕」ということばの2つが混在しているということです。
当然、「再生産」と「修繕」とは意味が違います。
再生産は新たに生産し直すことであり、修繕は繕う、つまり修理することです。
ここをはっきりさせないと混乱がまた広まるだけかと思います。
主な修繕内容
お手紙が「修繕」とあったのでその言葉をそのまま利用します。
製品ごとの修繕対象は次の通りです。ただし、誤字・脱字については手紙本文が正式であり、この引用が内容について責任を負うわけではありません。
タキ1200、タキ15600
- 不要な突起(バリ)の排除
- 台車の動作
- 塗装時の埃混入
- 印刷時の擦れ
- パーツの折損、組み立て向きの相違
- 車体のゆがみ
- 角の接着剤使用
トキ25000
- 台車の動作
- 塗装時の埃混入
- パーツの折損
回収・点検の有効期限
なお、この手紙には、製品の回収・点検の有効期限が設定されていました。
回収・点検の有効受付期限は2018年1月末日まで、ということです。
この日までに製品の不具合を申し出ないと、仮に8月31日出荷分の不良品を持っていたとしても、回収対象から外れてしまうと解釈してもよいでしょう。
このような内容はごく限られて人しか知りませんから、もし周りにまだ回収に出していない人がいたら、迷わず返送するように促してください。