以前このブログでもとりあげましたが、つくばの山新グランステージで電子部品の取り扱いが開始されました。
電子部品といってもなんでもあるわけではなく、ごく限られた商品だけの販売です。
前に取り上げたときは通りすがりになってしまいましたが、昨日ちょっと工作したいものがあったので、早速部品集めに使ってみました。
山新グランステージでの電子部品の取り扱い
以前もブログで取り上げたように、山新グランステージで電子部品の取り扱いを開始しました。
場所としては、電気関係資材を取り扱っている場所あたりです。
この辺りは各種ケーブル類、コンセント・プラグ類など、以前から取り扱っていたものが集まっている場所なので、この周辺だけで必要なものを揃えることができそうです。
過去の記事にも書きましたが、つくばは大学や各種研究機関があるにもかかわらず、部品の小売を行なっているおみせが存在せず、発注はすべてネット系か代理店経由で発注しているのが実態でした。
しかし、たとえばとある抵抗が一本足りない、とか、子供の科学やラズパイマガジンのような簡単な回路が載っている本の部品が欲しいという時に、わざわざ送料をかけてまで調達するのははばかられますから、こういうお店の存在は大変助かります。
今回も、とあるシステムのチェッカーを作りたくなって部品を揃えることにしたのですが、あえて山新でどの程度の部品が揃うのか試してみました。
売り場観察
まずは売り場観察です。
前回はあまり時間がなかったのでざっくりと見ることしかできませんでしたが、今回は1時間以上時間をかけて品揃えをチェックしてみました。
抵抗器類の販売
まずは正面のパーツ棚。
ここは可変抵抗器、カーボン抵抗、金属皮膜抵抗、電解コンデンサー、メジャーなトランジスタ類、それにスイッチ類が入っています。
抵抗類については値札が貼られていませんので、自分で必要な本数部品を揃え、備え付けの紙に単価と個数を書いてレジで精算します。
抵抗はE48系列(たぶん)で揃っていたとおもいます。
ただ、セラミックコンデンサやダイオード、水晶振動子のようなものは売られていませんでした。
電流制限ダイオードがあればLEDを光らせるのに便利ではありますが、そこまで揃えなくとも、ダイオードについては整流用、小信号用(1S1588互換など)があると大変助かります。
水晶振動子も20MHzを中心にPIC工作などで使うものを2-3種類でもおいてもらえれば助かりますし、セラミックコンデンサがあれば発振回路も作れます。
このあたりは要望が上がり次第でしょうか。
以外に売れている小物パーツ類
以外に売れているな、と感じたのはケースやサンハヤト製の変換基板などです。
特にケースは現物を見ないと実感がわかない、というのもあるのか、在庫薄や品切れになっているものもありました。
サンハヤトの変換基板(ブレッドボードとUSBシリアルなど)は以外と売れているようです。また、いわゆるユニバーサル基板なども10種類くらいありましたが、そこそこはけている感じでした。
実際に購入したもの
とあるものを作りたくて思いつきで買い物しましたが、実際に購入したものはこんな感じになりました。
ざっと、
- 断面0.5mmのワイヤー50センチ
- 電源ランド付きユニバーサル基板
- 各色LED
- 510Ωの抵抗
- ミノムシクリップ
- スズメッキ線
- ハンダ
- 基板用の足
という感じです。
みても分かる通り、大抵がELPAの部品なので、山新でなくてもコーナンでも揃えられますが、ワンストップで買えるという点ではやはり便利です。
また、LEDには電流制限用の抵抗が入っていますが、これではLEDに流れる電流が大きすぎるので、パーツボックスから抵抗を取り出して別個に購入しました。
さて、これらの部品を使ってなにを作るのかは…お楽しみです(もうすでに完成していますが)。