男の料理というと、お金に糸目をつけない、豪快、肉食系というイメージがありますが、僕が作る男の料理は「できるだけおつとめ品の材料を選ぶ、ちまちま計量スプーンで計る(理系の宿命)、肉より魚」が基本です。

子どもたちも成長盛りに入ってきたので色々食べさせたいのですが、今までのつくばは食材に恵まれず、特に魚に関しては鰤(ぶり)と鮭くらいしか日常的に扱っている店はありませんでした。

しかし、トライアルに鮮魚専門店が入り、また学園の森にできたタイヨーが産地直送の魚を幅広く取り扱うようになってから、週一回は魚料理を食べさせるように工夫しています。

つくばでの買い出し

基本的に毎週日曜の朝は買い出しの時間です。
理由は単純で、カスミが日曜の朝は一割引で売り出している、それだけの理由からです。
朝起きてすぐにメニューを考え、それからメモを片手に多い時には5つのお店をはしごします。
うちは一週間分のメニューを一気に買い溜めしています。

もちろん、少しでも安いものを買うため、という理由もありますが、各店舗ごとの品揃えが違うという理由ももちろんあります。

カスミフードスクエア 学園の森

移動が少ない日はここだけで買い物が完了するときもあります。

また、同じ敷地内にホームセンター(コーナン)があるので、自然に行く回数も増えるのが実情でしょうか。

 

カスミの特徴は、地産品(特に野菜)が多いことでしょうか。流通経路がイオングループと共通になっているので、一部の商品はイオンのPB(プライベートブランド)が入っていますが、野菜に関しては各店舗独自の品揃えになっていることが多いようです。

なので、例えば同じカスミでも大穂にあるカスミと学園のカスミでは、地産品の品揃えが全く異なることがよくあります。

 

地産品の良いところは、多少形が悪くとも、値段が安く、また色の濃い野菜を手にすることができることでしょうか。

つくばは水はけの良い土地が多いため、葉っぱものが多く、ごく一部の冷寒地を好む野菜を除けば、ほとんどの野菜がつくば産のもので揃えることも可能です。じゃがいもについては、出身が長崎ということもあり、できれば長崎のジャガイモを、と思うのですが、新ジャガでゴルフボールくらいの大きさのものは地産のものが多く、この大きさだと皮ごと炒めた後、甘辛煮にすると子どもが喜んで食べるので、見るけるたびに買いだめします。

 

また、学園の森のカスミは肉の品揃えが多いので(それでもトライアルには負けますが)、たいていの料理の材料はそろいますし、むしろブロック肉とかしょうが焼きの肉などが見切り販売されている時には買っておき、冷凍して翌週に使うこともよくあります。

タイヨー

学園の森・研究学園地区に一番最後にできたスーパーです。魚の品揃えは学園の森地区では一番豊富なのではないでしょうか。

先日話題にあげたトビウオのほか、太刀魚(タチウオ)やカサゴなど、この辺りではあまり目にしない魚も多いため、メニューは単純に「魚」としておき、お店で具体的な内容を考えることも多いです。

 

逆に、野菜や調味料類の品揃えはカスミと比べると少ないように感じます。

タイヨーもCGCグループなので流通経路としてはカスミに負けない流通網を持っているとは思いますが、同じ食材でも選択肢が少なく感じられました。

 

同じ通りにあるので、出直す手間を厭わなければ、野菜と肉はカスミで、魚はタイヨーで買うのが種類を揃えられるように感じられました。

コストコホールセール つくば倉庫店

うちの冷蔵庫は一人暮らしの時から変わっていないため非常に小さく、普通に一週間分買ってしまうと満杯になってしまいます。

今日調子に乗って、タイヨーでチューハイを合計14本買ってしまったら、何も入れることができなくなってしまいました…

ただ、冷蔵庫を買い換えると、その右隣りにある食器棚やら何やらを全て移動させなければならない(しかも、食器棚はこだわって、福岡の大川製にしてしまってデカイ)ので、故障するまで我慢することになりそうです。

ちなみに、今の冷蔵庫が故障したら、奥さんは日立の冷蔵庫にしてくれと言っています。

理由を聞くと、嵐がCMしているだからだそうで(笑)

 

それはさておき、コストコでお肉を買うと冷蔵庫に入らないので、残念ながらコストコでは調味料やチーズなど、冷蔵しなくてもいいものや、パッケージがそれほど大きくないものを買ったりします。

 

また、うちは時々爆発的に卵の消費量が増えるので、そういうときもコストコで大量買いすることが多いですね。

あとはバーベキューの時でしょうか。

 

ということで、頻繁ではありませんが、日用品を含め会費を取り戻すくらいの買い物はしています。

ドン・キホーテ

ドン・キホーテも主要な買い物経路の一つです。

 

ここは、日用品よりも飲み物、調味料、子どものおやつを買うことが多いでしょうか。

日用品はAmazonで購入することが多いので、安いと思ってもAmazonで検索して、安い方で購入するようにしています。

ただ、最近は近隣店舗と競っているようで、POPに「トライアルとの対抗価格」と目立つように書いてあることも多いです。

 

最近飲む機会がめっきり減りましたが、ワインを買う時にはドン・キホーテで買うことが多いです。

僕は五百円前後の白ワインか、高くてもドイツのリーブプライミルヒしか飲まないのですが、つくばの中では割合種類が多くて、しかも安いのでここで買うことが多いです。

 

調味料、特に醤油・油・みりん・料理酒などもここで購入します。

情熱価格のPBのことが多いですが(醤油のみキッコーマン)、使い切るのも早いので、風味はそれほど気になりません。

油の種類は多い訳ではありませんが、揚げ油はやはりここがダントツで安いですし、多い時は毎週揚げ物をするので、1リットル200円を切るような時にはここで買いだめしています。

 

あと外せないのが、「うまかっちゃん」の常備店であるということ。

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やはり九州人としては、毎週土曜日の昼食はうまかっちゃんで済ませることが多かっただけに、ここで箱買いして、いつでも食べられるように自宅に常備してあります。

業務スーパー

研究学園から離れますが、松代の業務スーパーは最近行きつけになったお店です。

 

他地域の店舗と比べると、テナントの広さは半分しかなく、扱っている商品も限られているようですが、実際に使ってみると使える食材が多いのでよく使います。

 

特に多いのが、冷凍食材の買い物でしょうか。

友達に勧められて、コロッケとか魚のフライとか買ってみたのですが、味も美味しくきれいに揚げられるため、冷凍庫の中には常に数種類の揚げ物類が入っています。

先日行われた子どもの運動会では、子どものリクエストで唐揚げを入れたのですが、衣をつけるのが大変なので下処理済みの唐揚げを調理して入れたのですが、肉汁も美味しく、大変好評でした。

 

また、ハンバーグ類を作る時のミンチ肉は、あえてここの冷凍パラパラミンチを使っています。

今週の男の料理

週4日料理するのですが、今回は4つほどご紹介したいと思います(自慢できるほどのものではないですが)。

ただ、男の料理と言っても、そんなに珍しいものではなく、ごく普通の料理ですよ。

サバの味噌煮

サバの味噌煮

 

今まではさばフィレしか手に入らなかったので、肉が薄くて、塩辛いサバ味噌しか食べる機会がなかったのですが、タイヨーでは一本で売ってあったので、それを自分でさばいて、輪切りにして作ってみました。

 

もちろん、輪切りで食べるからには骨までバリバリ食べられるよう、圧力鍋(奥さんのもの)を使って徹底的に煮込みました。

とは言っても、圧力鍋だと圧力を保てる程度に数回加熱を繰り返す程度で良いので、実際にガスを使っていた時間はほんのわずかです。

 

最近、子どもに魚料理をよく出すようになったのですが、やはり骨を取るのが大変なようで、きれいに食べるのが一苦労なようです。

しかし、「これは骨まで食べられるようにしたから」というと、骨までペロリと食べてくれました。

 

レシピを載せたいところですが、とある本を参考にした上、今はレシピも著作物のうちなので、ここへの掲載は控えますが、参考にした本はのちにご紹介しますので、そちらを参考にしていただけるといいかと思います。

 

唯一、コツというか美味しく仕上げる方法を書くとすれば、やはり味噌は一番最後に入れて、ほんの少しだけ加熱するということです。

これは、基本の味噌汁もそうですし、味噌煮込みうどんやほうとうもそうなのですが、味噌は最後に入れて、味が馴染む程度に煮込むことが、味噌の風味をとばさないコツのようです。

 

しょうが焼き

しょうが焼き

しょうが焼きです。

 

僕が子どもの頃は、レストランに行ったら「ポークジンジャー」とか書いてあって、たいそう贅沢な料理に聞こえたものですが、よく考えたら豚肉の生姜焼きにすぎません(笑)。

茨城は豚肉の名産地(ローズポークなど)なので、美味しい豚肉が食べられて幸せです。

 

でも、これを美味しく作るのはなかなか難しいものです。

この日は生姜焼きに冷奴、それにジャガイモと小松菜の味噌汁とご飯です。

 

そういえば、東大通り沿いに生姜焼き専門店ができているみたいですね。気になっていますが、いつも昼時以外に通り過ぎてしまいます。

 

やっぱりレシピは載せられませんが、味をうまく付けるコツは、焼くときに肉に片栗粉をほんの軽くまぶす事のようです。

これによって、最後にたれ汁をかけて絡めるときに、片栗粉と絡み、肉にも味がよく絡むようです。

しょうが焼きを作るんだけど、味ばかり濃くなってうまくできないという人は、この方法を使うと良いかもしれませんね。

 

ちなみに、天ぷらを作る時も同じ方法を使います。

例えば、野菜、特にナスのように衣が乗りにくい食材を使うときには、最初に小麦粉をまぶしておきます。

それから衣をつけると、皮の部分にもうまく衣が乗ってくるようです。

 

こうやってみてみると、料理の一つひとつの作業は発見の連続なので、やってて楽しいんだとよく感じます。

これは読んだ方がいいオススメの料理本

本屋さんに行くと、たくさんの料理本が並んでいます。

ちょっと前に話題になったおにぎらずの本から、クックパッドと連携した本、それに有名料理人のレシピなど様々です。

 

ただ、いくつか本を選んで自分で作ってみても、味がイマイチだったりすることはよくあることです。

もちろん、自分が作り慣れていない、ということも理由の一つなのですが、本によっては複数の料理家によるレシピが混在しているため、作り方や味付けに統一がないことが原因のこともあります。

 

僕も、毎週なるべる重なりのないレシピを考えるために、本を参考にしたり、アプリのレシピ(クックパッドはお菓子以外はできるだけ避けてます。理由は別の機会に書きます)を参考に考えていますが、その中でも特に参考になると思った二冊を紹介したいと思います。

 

土井善晴のレシピ100

料理家の父を持ち、本人も料理研究家である土井善晴氏が著した本です。

本人は西洋料理がメインのようですが、この本の基本は日本料理です。

しかも、懐かしい日本料理が最初の方は並びます。

 

それだけ、懐かしい料理は「和食の基礎」ということなのでしょうか。

本人が巻頭で著しているように、「手抜き料理ではないが、凝った料理でもない」というように、決して難しくもなく、また特別な料理でもありません。

しかし、一つひとつの調理法について、「なぜこのような方法を取るのか」ということが論理的に書いてあるため、他の料理への応用が効きやすく、また納得できるのが特徴でしょうか。

ベターホームの和食の基礎

この本の出版元であるベターホーム協会は、料理教室を主宰している団体です。

その協会が、やはり和食の基礎となる調理や、食材の加工方法について説明している本です。

 

記述も簡潔であり、また各料理のコツも「五・七・五」の調子で説明してありますから、土井氏の本と同じく納得しながら体得することができるのが特徴でしょうか。

ちなみに、iPhoneやAndroidの献立アプリに”Ohganic(オーガニック)”というアプリがありますが、このアプリはベターホームのアプリを基本として、東京エレクトロンデバイスが開発したアプリです。

ただ、残念ながら2017年12月25日をもって、レシピの提供を終了するようですが、このアプリは食材の使い回しを考えた上、レシピの提案をしてくれるので大変重宝します。

 

レシピアプリにしては珍しく?、だし類は顆粒だしやコンソメ(ビーフ、チキンはお好みで)という具合なので、自分のアレンジが効きやすいレシピになっています。

「健康献立レシピ提案 オーガニック”Ohganic”」

 

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