今朝NHKのおはよう日本を見ていたら、お花見と水族館の関係が特集されていました。

水族館では様々な魚が展示してありますが、最近は魚だけでなく、サンゴなどの水棲植物類も展示されるようになってきましたね。

 

その中で、飼育員オススメの海の桜として推されたいたのがウミアザミ。

サンゴというと、一般的には硬いイメージがありますが、ウミアザミはソフトコーラルという柔らかいサンゴの一種で、沖縄にも生息しているサンゴです。

 

ウミアザミには亜種が色々あり、触手が動かないもの、あるいはパクパク動いているものなど、さまざまな種類があります。

手元に動画もありますので、こちらもよかったら見てみてください。

 

 

ソフトコーラルの中には、桜に似たものにはウミトサカとかありますし、いわゆるハードコーラル(SPS)にはもっと花らしいものもあります。

 

ここではいくつか紹介しておきましょう。

 

ショウガサンゴ。

形が生姜に似ているからショウガサンゴと呼ばれています。

色は様々で、緑とかベージュもあったりしますが、このような紫系が割合人気です。

花みたいに見えるのはポリプトいい、サンゴが栄養を吸収する部分です。

 

これはスギ系と呼ばれるサンゴ。

木のスギに似ているからそのように呼ばれています。

これもポリプ満開です。

 

スギ系サンゴも色が様々で、一番好まれるのは、アイスブルーと呼ばれる水色の個体です。

ちなみに、この個体はオーストラリア産です。

飼育条件が良ければぐんぐんと伸びてくれます。

ハナガタサンゴ。

このサンゴは時間をゆっくりかけて骨格を整形してゆきます。

いい個体だと、夜の青い光に対して蛍光色発します。

よーく見ると、すでに蛍光しているのがわかりますでしょうか。

最後はこれ。

サンゴではなくて、イソギンチャクです。

 

ロングテンタクルと呼ばれる、イソギンチャクの一種です。

これも色は様々で、青、ベージュー、緑、時々紫があります。

 

カクレクマノミを始めとするクマノミ族(ニモ)が隠れ家にするイソギンチャクの一つです。