今朝寝起きにふとTwitterのトレンドを見てみてら、「#コンビニはエロ本を売らずにおむつを売れ」っていうハッシュタグが先週くらいから急激に上昇しているという記事を見ました。
元記事はNAVERまとめですけど、この記事を書いているMacでは先にtogetterが見つかったのでそちらを引用
議論の内容は上記のURLにお任せするとして、ここではイクメンwの一人としての持論を展開させてもらおうかと思います。
コンビニに紙おむつを置く必要があるのか?
たったこれだけの疑問に対して答えるとなると、大変難しいのが本音です。
このトレンドで使われた紙おむつというキーワードが子供用だったとしても、例えば介護用紙おむつだってコンビニに置いて欲しい商品のひとつかもしれません。
自分の経験から言うと、置いて欲しいのは確かです。
しかし、普段の経験から言うと、自宅で紙おむつを切らすことは基本的にないので(なくなる前にAmazonとかで注文する)、夜中に急いで買いに走ることはまずないと思います。
じゃあ、どんな時に紙おむつが置いてあったら助かるのかと言うと、やはり外出時です。
外出ったって、近所の外出であればさほど困りません。
自宅に一度帰れば良かったり、腐るものではないので、西松屋やアカチャンホンポ、ドラッグストアなどで1パッケージ買ってしまって使うこともできます。
でも、ちょっと遠くまで遊びに出かけた時に、オムツを切らしてしまったとか、あるいはバギーで外出中だから、オムツをパッケージ買っても置く場所がないとか言うこともあるでしょう。
こう言う時は、やはりコンビニに駆け込みたくなるものです。
外出先で紙おむつを買うことってあるの?
例えば、子どもがまだ乳児の時は、頻繁におしっこなどをするので、とにかくオムツの枚数が必要です。
一時期は、車に一箱丸ごとオムツを載せて置いたこともありました。
オムツに限らず、着替えだってそうです。
でも、だんだんトイレの間隔が長くなり、ちょっとの外出だから大丈夫だろうと思っていたら、そう言う時に限ってオムツが足りなくなるのも事実です。
極端な話、ウンチの場合は固形物ですから、ごめんね〜と言いつつ処理して、お尻拭いて、誤魔化すこともありますが、おしっこの場合はポリマーがどんどん吸収してゆきますから、オムツは重くなって腰パン状態になるわ、次のおしっこは吸収できなくなるわで大変になってきます。
従って、どうせ消費するものだから、と言うことで結局西松屋みたいなところで一箱買って、その場で開けて使うことになるのが実情だったりします。
でも、コンビニに限らず、紙おむつって小分けパッケージになって売っている場所って本当に少ないのです。
紙おむつは、質やサイズにもよりますが、2-3歳児向けでだいたい1枚21円くらいです(感がいい人だと、この値段だけで銘柄をあてられるでしょうw)。
しかし、小分けパッケージになると、大体2-3倍くらいの値段になるんですよね。
でも、背に腹は代えられませんし、たかだかジュース2-3本の値段ですから、小分けパッケージがあればそちらを選択しますよ。
しかし、売っている店って少ないのです。
例えば小児入院病棟があるような病院のコンビニですら、小分けパッケージがないところがほとんどです。
親切(衛生的にどうかと言うことは別として)なところは、大きいパッケージを買ってきて、数枚ずつに小分けして頒布してくれるところもありますけど、それは本当に稀です。
ちなみに、トイトレ(トイレトレーニング)が安定するまでは、子どもの尿意や便意は気まぐれです。
喉が渇いたからみんなでジュースを飲みましょうか、じゃあ子どもはポカリかオレンジジュースね、って感じで飲ませると、あっという間におしっことして出てしまいます。
それは大人だって同じですよね。
飲み物を飲んだらトイレに行きたくなるし、トイレを見たら我慢する必要がなくてもゆきたくなる。
子どもにしたら、オムツという安全装置があると、やっぱ出したい時に出してしまうものなのです。
再度コンビニの話へ
じゃあ、コンビニに置ける可能性はあるのか、どんな問題があるのかちょっと考えて見たいと思います。
品物を置ける可能性
品物を置ける可能性は十分にあります。
確実な情報源ではありませんが、コンビニのオーナーが裁量で置ける商品の一つとして、オムツがあるのは間違いないようです。
ただし、実際に置いてあるコンビニはごくわずかなようです。
オムツを置くと設置スペースが限られるという意見もあるでしょう。
しかし、オムツ3枚程度であれば、スペース的にはポテトチップスの小さい袋よりもよっぽど少ないスペースで置けるのです。
在庫の問題があるという指摘もあるでしょう。
しかし、今のコンビニは自己在庫は抱えないので、オムツが売れれば自動的にその情報はセンターに届き、次の配送で届きます。
なので、不良在庫になる可能性は少ないと思います。
不良在庫といえば、一番くじとか、一時期の流行に乗って販売しようとした食玩が売れずに、半額以下で販売していることの方がよっぽど不経済だと思います。
在庫の可能性
上とかぶりますけど、不良在庫になる可能性は少ないと思います。
しかも、食品と違って腐るものではないので、多少長い期間置いておいても問題は発生しないでしょう。
コンビニ業界は定価販売が基本ですが、回転率が良いものから、これって一ヶ月にいくつ売れるの?という商品まで様々あると思います。
ついさっきも外出時にコンビニを見てきましたが、これってわざわざコンビニで買う人っているの?という商品はわんさかあります。
マナーの問題
僕が考えるに、一番はこの問題があると思います。
子どものオムツがピンチだ!コンビニにあった!買ったぞ!交換した!
じゃあどこに処分するのか?
おしっこであれ、ウンチであれ、オムツはそこそこ臭うものですから、袋に入れて処分しないと困ります。
もちろん、多くの人は自分で持ち帰ると思いますが、そのためには袋も必要ですし(コンビニ袋でもいいですよ、もちろん)、車の中が匂ってもみんなで我慢する必要はあります。
しかし、一部の人がトイレに置きっぱなしにしたりとか、備え付けのゴミ箱に捨ててゆくとか、そういう問題もあるのではないでしょうか。
需要と供給
忘れてはならないのは、需要と供給の問題です。
つまり、このトレンドが出てきてから、「近所のコンビニで調べて見ました」と行動されている方もいらっしゃいますけど、近所のコンビニでわざわざオムツを買う人って、実質どの程度いるのでしょうか。
一方、例えば有名観光地とか、施設の近くのコンビニであれば、置いてある可能性はあるのかもしれません。
変な例えですけど、コンビニの品揃えを見てると、なぜかコンドームとか精力剤の品揃えが多いコンビニがあったりします。
どうしてだろう?と思って近くを見ると、ラブホテルが多い地域だったりするわけです。
でも、近所のコンビニはこういう商品って、あんま品揃えは豊富じゃないですよね。
そもそも誰がアルバイトしているかわからないし、だったら遠くのドラッグストアで買った方が安全だったりしますし。
結論
と、話はやや逸れましたが、結論としてはこんな感じだと思います。
結局は需要と供給の問題である。
ただし、需要を決定づけるのは消費者の行動。
コンビニを訪ねて見て、オムツがなければ店員に「置いていませんか?」と聞いて見る。
オーナーさんが入ればなおさら。
こういう行動が重なれば、需要はあるとして置かれる。かもしれない。