国土地理院のパラボラアンテナがとうとう目視できる範囲で見えなくなりました。

1月30日のパラボラアンテナ

月一回、睡眠時無呼吸症候群の治療のため、東平塚のみなのクリニックに通っているのですが、この時すでにパラボラアンテナの受信部がなくなっていました。

 

このパラボラアンテナ、とても巨大で数キロ離れた自宅からもよく見えるのですが、昼夜問わず研究のため稼働している姿を見ることができました。

 

とても大きい割には動くスピードが早く、ちょっとよそ見している間に違う方向に向いてしまっていることすらよくありました。

なので、「あ、動いてる」って友達に教えても、友達が気付いた時には動き終えたことすらよくあること。

むしろ、動いている瞬間を見た人の方が少ないかもしれません。

取り付け部分を拡大。

こういう画像を見て、錆もなくほんと綺麗に取り外されているなぁ、と感心するのはやはり理系の性なのでしょうか。

2月27日のパラボラアンテナ

3月3日に受診した時にはすでに視野の中にはパラボラアンテナの姿はありませんでした。

 

記憶が正しければ、僕が大学院生の頃に作られたアンテナなので、20年くらい稼働していた計算になります。

 

確か、これと連動して動くアンテナが鹿嶋の方にもあると聞いたのですが、そちらも撤去されるのでしょうか。

 

H2ロケットと並び、つくばを代表するランドマークだったVLSIアンテナがなくなってしまうのはちょっと寂しい気分です。

 

ロケーション

国土地理院