カーリー絶賛繁殖中です。

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大きな物から小さな物まで~♪って感じです。
さて、2ヶ月ほど前にカーリーに効くって言う生物兵器を入れました。
ペパーミントシュリンプではなく、「ウミフクロウ」というウミウシの一種です。
ウミフクロウを5匹、900×450×450の水槽に導入した結果について簡単に報告したいと思います。
まずは結論から。
ウミフクロウはカーリーを食べるが、全滅させるほどの効果はなく、むしろ消滅する可能性が高い
ということです。
ウミフクロウ、投入翌日とか数日後にいくつかのカーリーを食べていたことは間違いありませんが、そもそも動きが遅いため次のカーリーにたどり着くまでかなりの時間を要します(たまに爆速で移動することもありますが)。
それよりも、様々な原因によって消滅することが多いことが分かりました。
正直、いま水槽にいるのかも不明です。なにせライブロックに擬態しますから...
理由としては


  • 水流ポンプに巻き込まれる(うちの場合はMP10W)。
  • 共食いする。
  • 甲殻類の餌食になる。

という点が挙げられます、
一つ目については、たとえばコケを食べるウミウシとして知られているタツナミガイの場合もそうですが、痛みを感じないのか水流ポンプに巻き込まれ体がちぎれてしまうケースが2回ほどみられました。
ウミフクロウ一匹2,000円ほどすることを考えると、気休め程度で入れるのであれば700円程度で買えるペパーミントシュリンプを数匹入れておく方がいいのかもしれません。
ただ、ウミフクロウがカーリーを食べることは確かに確認しましたので、たとえば30~45センチ程度の水槽にいれておくなど、常に観察できる状態にしておくのがいいと思います。
と言うわけで、結局のところ最終結論としては、薬品類を使って駆除することが一番確実という結論になりそうです(パテで埋めるツワモノもいらっしゃるそうで)。
うちで使っているのはアイプタシア-X。
ちょっと高いですがほぼ確実にカーリーを溶かしてくれます。
アイプタシアX 60mL カーリー駆除剤 2,056円