奥さん水槽ですが、RedSea RCPから予定を変更してTropicMarineのBio-Actifに変更しようかという話があがってます。
奥さんのブログ仲間さんがバイオアクティフをやってるということもあるんですが、情報収集すると、RCPよりも海水水槽向きのような感じがあるのもその理由です。
バイオアクティフの人工海水って溶けにくい、というか有機物が残って見た感じが悪いという評判もありますが、この有機物は魚のエサになって魚が喜んで食べるという話も聞きます。
その事を考えると、魚が中心、ソフトとハードのサンゴが2:1くらいの奥さん水槽にはぴったりなのかもしれません。
バイオアクティフの話はまた改めてしますが、基本はバイオペレットと炭素源、それに必要に応じた添加剤の滴下になります。
ここで重要なのは、バイオアクティフでも、RCPでもゼオビットでも同じですが、スキマーの性能がシステムの安定性を決めるということです。
うちの奥さんの水槽ですが、ドイツH&SのHA-400を使ってます。
新品でかうと4万6千円くらいするんですが、半年くらい前にビーボックス八潮で中古が2万で出てました。
これは買いだ、ということで即お持ち帰りし、パッキン等やや傷んでる消耗品を取り替えて使ってました。
で、事あるたびに微調整したりしてたんですが、どうもしっくりこないんですよね。
{9BBDE3FC-9B50-428D-9329-BFAA67355524:01}

なにがしっくりこないのかと言うと、泡のキメが荒いってことです。

僕の水槽ではHS-850を使っているのですが、それと比べて泡が荒いんです。
写真ではわざとオーバースキムさせてます。
勿論、性能が全然違うんで比較するのは意味がないのですが、コレクションカップに汚れが付かないのが気になってました。汚水も溜まりますが、やはりちょっと汚れた程度の汚水です。
となると、一番考えられるのはインペラの破損なのでチェックしてみることにしました。

{085F57BF-8BFD-4A58-9C79-8899F8164E96:01}

モーターブロックを分解するとこんな感じです。

左から二番目がインペラです。
こいつは交換部品があるんですが、1万円弱します。
仮にモーターブロックまで交換するとなると、新品と大差がなくなってしまいます。
それは出来るだけ避けたいところです。

{2B8FF406-78D6-45EC-A982-FCBB8FE51752:01}

インペラを見るとこんな感じでした。

汚泥のほか、ニードルのあいだに何か挟まってます。
おそらくバイオペレットだと思います。
これじゃ泡立ちが悪くて当たり前ですね。
歯ブラシを使って清掃し、組み立てなおしてスキマーを起動。

{177912EA-955C-40CD-A0C5-B0EED88724D4:01}

最初は吹きこぼれてしまいますが、微調整することで収まります。

{D69A7326-7ED1-428B-9C91-487F23F32037:01}

三時間くらい経ったところです。

写真ではわかりにくいですが、ネックに汚泥がうっすらと付いてます。
もしこれで調子が上がれば、インペラが原因だということになります。
もしかしたら、RCPで硝酸塩がなかなか下がらないのはこれが原因だったのかもしれません。
ただ、状態を見極めるには数日必要なので、数日後汚泥がどの程度付着してるのか確かめたいと思います。