さっき45センチ水槽の照明用電源を水槽に落として焦がしてしまいました。
いまのところ、生体には影響が出ていないようですが、悪いことって続くものですね。
さて、白点対策として夜な夜な調査していたのですが、即効性があってかつ最低限の予算でできそうな方法に「ヨウ素添加」がありそうなのでそれを試してみることにしました。
あとはオゾナイザー。
ヨウ素添加とオゾナイザーは併用しない(オゾナイザーがヨウ素を分解するため)と言われていますが、今回は投薬を魚水槽内部でできるだけ閉じた状態にするので、ロスを覚悟でオゾナイザーも併用します。
というか、検索していると自分の記事が出てくるんですよね。
歴史は繰り返す...

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今回はAmazonとチャームで買いました。
いつもならチャーム一本なのですが、欲しい製品が珍しくチャームでは取り扱ってなかったので、Amazonで注文です。

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チャームでの注文はこれ。
アクア工房株式会社の「ヨウ素殺菌ドーム」と「サイクロン殺菌筒水中ポンプ式」。
ヨウ素殺菌ドームは、ヨウ素が入っている1ミリほどのペレット複数を小さなケースにいれ、水槽やサンプなどに入れることによって2~3日かけて水中のヨウ素濃度を上げる製品です。
サイクロン殺菌筒は、白点虫などがサイクロン殺菌筒の近く(0.6ミリほど)を通った際にヨウ素イオンを放出させることで、病原菌を殺すというもの。こちらはヨウ素殺菌ドームと違い、単体ではヨウ素を放出しません。

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Amazonでの注文。
同じくアクア工房株式会社の「サイクロン殺菌筒オーバーフロー水槽用」。
オーバーフロー水槽の吐出口に取り付ける殺菌筒です。
原理は水中ポンプ式と同じですが、フロー管に取り付けられる点がユニークです。
こんなもんあったんですね。
で、対策としてはこんな感じ。
(1)ヨウ素殺菌ドームを使い、水中のヨウ素濃度を高めることで病原菌を殺す
(2)様子が落ち着いたらサイクロン殺菌筒を取り付け常在虫を殺す。吐出口と水槽内、二カ所にサイクロン殺菌筒を付けることで海水が効率よくヨウ素にあたるようにする。
ということで、まずはヨウ素殺菌ドームを投入することにします。

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一箱で500リットルの海水(淡水)に対応します。
本来であれば水槽全体の水量は400リットルなのですが、魚水槽だけみれば90センチのオーバーフロー水槽なので、約160リットルになります。

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これがドーム。このドームの中にペレットを入れます。

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これがペレット。
飼育水50リットルに対して30粒と言うことなので、必要な粒の数を計算すると
160リットル÷50リットル×30粒=96粒
となります。
キリの良いところで100粒にしておこうと思います。
さて、魚のコンディションはというとこんな感じ。
サザナミヤッコ
サザナミヤッコは割合耐えてくれています。
いままで悪くても目が濁るか数日ポップアイになる程度でした。
カクレクマノミ
カクレクマノミ。
これほどひどい状態になったことは無いです。
もしかしたら白点じゃなくてトリコディナかもしれませんが、正直良くわかりません。
チョウハン
チョウハン。
こちらも状態がよくありませんが、体力で持ちこたえているような状態です。
点の状態が白点のそれよりも小さいようにも感じられます。
最後に、投薬前に水質チェック。
NO3:0.50~0.75ppm
I2:0.03ppm
NO3はもしかしたらオゾナイザーの影響かもしれません。
範囲的にはミドリイシ飼育には問題ないのですが、念のためバクテリアを入れておきます。
I2は試薬がちょっと古いので参考値。
ただ、一般的には0.06ppm欲しいところなので、治療後も定期的な添加を考えたいと思います。