先日、近所のスーパーでサメの切り身を販売していました。
サメなんて食べられるの?と思われるかもしれませんが、食べる地域があるんです。
そのうちの一つが僕の地元、長崎なのですが、サメのぶつ切りを湯引きし、酢味噌(いわゆる「ヌタ」)をつけて食べてます。
関東ではどうかというと、栃木で食べている地域があるそうです。
Wikipediaによると、サメの肉にはアンモニアが含まれるため、腐敗がおきにくいそうです。そのため、新鮮な魚が届きにくい内陸部では、他の魚にかわりサメが食用とされていたようです。
レシピとして、クックパッドにもサメ料理が載ってます。
ところで、うちの子供はサメと恐竜が大好きです。
ケーブルテレビでこの二つをキーワードにして番組を録画しておくと、全部見てしまうくらいハマってます。
ということで、サメが好きならサメ肉を食わせてやろうということで、今夜のおかずは「サメのフライ」に決定です。
購入したサメはこちら。

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モウカ(モロ、ネズミ鮫)というサメです。
淡いピンク色をしています。
これだけ入って300円なので高コスパです。

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臭みを抜くため数時間ほど料理酒につけておきました。
ちなみに、これは4日ほど前に買った魚ですが、まだ消費期限が切れてません。
またアンモニア臭などの異臭もほとんどありませんでした。
下味として、塩コショウを軽く振っておきます。
あとは小麦粉をまぶし、溶き卵に通してパン粉をつけて揚げるだけ。

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こんな感じでカラッと揚がりました。
最初低温で揚げた後、2分ほど高温で揚げれば油の切れも良くて良い感じです。
食べた感じですが、食感はカジキのような感じです。
ちょっとクセを感じる人もいるかもしれませんが、塩コショウの味が分かるくらい、素朴な味です。
最初はサメを食らうことをためらっていた息子も、一口食べた後はパクパクと食べてました。
残念ながら恐竜を食らうことはできませんが、サメを食らうことができてよかった(のかな?)と思っているところです。