MCP 7日目です。
今日は換水のあと水質検査を行います。
まずは塩分濃度を測りいつもの濃度に戻しておきます。
その後、マニュアル通りに水量の5%を換水します。
430リットルの5%なので、約21リットルですが、今回は20リットル換水しました。
本来であればRedSeaのコーラルプロソルトが一番いいんでしょうが、今回は手元にあったインスタントオーシャンで海水を作りました。
作った海水と同量の海水を水槽から抜き、新しい海水をサンプに入れます。
新しい海水が充分行き渡った状態で計測したパラメータは、pH9.40、濃度34.81、水温25.0℃でした。
さて、次に水質検査を行います。
今回はアンモニア(NH3)と亜硝酸塩(NO2)のみ検査します。
硝酸塩(NO3)の検査は行いません。
もちろん、検査しても構わないのですが、ここで重要なのはアンモニアが亜硝酸になり、またその亜硝酸が硝酸塩になっているかどうかを確かめることです。
亜硝酸が硝酸塩になっているかどうかは亜硝酸の濃度を調べればわかるので、亜硝酸のみを調べます。逆に、水槽の熟成が進んでいると、反硝化作用、つまり硝酸塩を窒素(N2)などに変化させる現象が起きている可能性があります。そうすると硝酸塩の量を調べても、最終的な硝酸塩の量が硝化作用なのか、あるいは反硝化作用の残りなのかを判断することは、特にMCPの場合は難しくなります。
従って、アンモニアと亜硝酸のみを調べます。
検査した結果、アンモニア(NH4)が0.2ppm以下、亜硝酸(NO2)も0.3ppm以下となりました。3日目の検査結果と大きくかわりませんが、試薬の色そのものは0ppmに近くなっているように思えました。
最後にバクテリア類を添加します。
気をつけなければいけないのは、バクトロスタートとニトロバックの量の関係が2日目、3日目と逆転していることです。間違えないよう、マニュアルをよく読んで作業するといいと思います。
さて、水槽の熟成がこの段階まで進んでくると、茶ゴケなどが生えてきます。
昨日は見られなかったのに、今日突然生えてた、ということもあります。
たとえば、SPS水槽にいれたこれらのライブロック、一見普通にみえますが、よーく見ると茶ゴケが生えてきているのがわかります。
樹状ライブロックの中央付近がうっすらと茶色くなっているのがわかりますでしょうか。
ついこの段階でリン酸塩の濃度を測りたくなりますが、MCPではプログラムの最終段階までリン酸塩の量を量ることは推奨していないので(やる分には構わないが…)、このまま放置することにします。
プログラムの予定では2日後、つまり9日目にコケ取り貝を入れるように推奨しているので、この日にコケ取り貝を入れる予定です。
ところで、今日の日中はコーラルタウンに行ってきました。14日目に投入する予定のハギ類が届いたとのことなので様子をみてきました。
コーラルタウンの入り口です。
最近店長さんは園芸にはまっているので、入り口を見ただけでは何の店だかわからない状態です( ・∀・)
しかし一歩踏み入れると様々な水槽が所狭しと並んでいます。
これは入り口のSPS+LPS水槽です。
ちなみに、サンゴ水槽だけで8本あります。
もともと店長さんはサンゴが好きな方なので、魚よりもどちらかというとサンゴの方が充実しています。
しかも、それらのサンゴ一つひとつがきちんとレイアウトされた形でおかれているため、自分の水槽に入れたときのイメージが非常につかみやすくなっています。
こちらはSPSメイン水槽。浅場ミドリイシとブレイン系サンゴを中心に展示されています。
さて、取り寄せ品はというと...
はい、コーレタンです。
体長9cmで良く太ったコーレタンです。
しっかりライブロックに付いたコケを食べていました。
一安心です。
水槽は3本あるので、ハギ類も3匹必要です。
既に一匹、以前から飼っていたトミニエンシスタン(トミニエンシスサージョンフィッシュ)がいるので、あと二匹必要でした。
店長さんと相談した結果、一つは自分も好きなコーレタン(目の周りの黄色い縁取りがすきです)、それともう一つは店長さんお勧めのアトランティックブルータンにしました。こちらは4.5cmの小さめなので、45センチ水槽に入れる予定です。
コーラルタウンでは販売だけで無く、飼育内容を相談の上取り寄せも可能なので、魚やサンゴ選びで悩んでいるならば一度尋ねてみると良いと思います。
マリンケアプログラム 7日目とコーラルタウン
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本当にマメだよね。
マメな夫とズボラな嫁だね。うちは(笑)
それぞれにクマノミ入れちゃあダメ??