マリンケアプログラムの三日目です。
今日は昨日の作業に加えて、アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩の計測を行います。
まずは塩分濃度の測定です。
昨日は35.68pptでした。海水が蒸発した分濃度が濃くなっているはずですが、今日も25.42ppt程度まで落ちていました。
今回は海水を足さずに、RO水を予めサンプに引いておいたラインまで足します。
充分に時間が経過したあとに測定すると、塩分濃度は35.12ppt、pHは9.58でした。
35pptあれば良いので、これで良しとしましょう。
次にKHの測定です。
KHですが、今日も測定上限の14dKHを超えていました。
ただし、色の変化が早くなっている気がするので、もしかしたら数日後には計測可能範囲にまでKHが落ちるかもしれません。
さらにアンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩の濃度を計測します。
実測値は以下の通りで、括弧内はプログラムで予想されている値です。
NH4 0-0.2ppm【1ppm】
NO2 -3ppm【0.1ppm】
NO3 0.75ppm【36ppm】
予測値と比べると、アンモニアを亜硝酸塩にする流れは順調なものの、亜硝酸塩を硝酸塩にするところがまだ充分に機能していないようです。
ただ、今回の立ち上げはライブサンド(バクテリア付きのアラゴナイトサンド)や天然海水といった、ニトロバック以外のバクテリアや微生物類も持ち込まれているので、それらの層状結果としてこのような値が出たのかもしれません。
最後にニトロバック、バクトロスタート、およびNO3:PO4-Xの添加です。
ちなみに、NO3:PO4-Xの添加はマニュアルには書かれていませんが、これはマニュアルの誤りなので注意してください(最近のロットでは但し書きが入っています)
100リットルの海水につき、ニトロバックが10ml、バクトロスタートが3ml、NO3:PO4-Xが3ml添加します。
今回の水槽は430リットル(100ガロンか…)なので、それぞれ43ml、12.9ml、12.9ml添加します。
明日から二日間はNO3:PO4-Xの添加のみです。
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