マリンケアプログラムの二日目です。
今日は塩分濃度の調整やKHの測定、栄養塩、バクテリアそれにバクテリアの餌を添加します。
まずは塩分濃度の測定です。
昨日は35.24pptでした。今日は海水が蒸発した分濃度が濃くなっているはずですが、24.5ppt程度まで落ちていました。
理由は不明ですが、実はよくあることなので、塩分濃度を調整するため濃い海水を作りそれを足しておきました。
充分に時間が経過したあとに測定すると、塩分濃度は35.68ppt、pHは9.40でした。
次にKHの測定です。
KHですが、これも測定上限の14dKHを超えていました。
最初は薬品が古くなったのかと思い、他の水槽の海水で計測したところ、そちらは約7dKHと妥当な値が出たので、本当にKHが高いのだと思います(経験から言えば、KHを落とすのは結構大変です)。
ちなみに、下の画像はKHの測定結果の比較です。
KHの測定
左がKHが低い水槽での結果で、右は今回立ち上げる水槽の結果です。
KHが高かったのは、天然海水の影響かもしれません。
本来はここでコーラリングロを添加してKHを上昇させるのですが、今回はその必要はありませんので次に進めます。
次にニトロバック、バクトロスタート、およびNO3:PO4-Xの添加です。
ニトロバックは硝化細菌と脱窒細菌が混合された、いわゆるバクテリア剤です。
バクトロスタートは水槽内の栄養塩を模した添加剤です。
NO3:PO4-Xはバクテリアの餌となる添加剤です。
100リットルの海水につき、ニトロバックが20ml、バクトロスタートが10ml、NO3:PO4-Xが3ml添加します。
今回の水槽は430リットル(100ガロンか…)なので、それぞれ86ml、43ml、12.9ml添加します。
実際は厳密に量るわけではなく、今回はレッドシーコンプリートケアプログラム(RCP)の添加剤に付いてくる計量カップで計測しました。
NO3:PO4-Xの添加
明日は一回目の水質検査です。
アンモニア、亜硝酸(NO2)、硝酸塩(NO3)の各濃度を測定します。
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