以前からアクアトロニカという、センサ類や電源を一括して管理できるシステムを持っていて、ドーシングポンプを使った各種添加剤の添加やライト類の制御を一括して行っていたのですが、センサ類を古いままにしていたのでこの機会に交換することにしました。
ただし、センサ類は校正という作業が必要です。
センサで読み取られた値が正しいかどうか確かめ、狂っているようであれば正しい値を入力することで読み取る値が正しくなるような作業です。
秤(はかり)の校正と考え方は一緒ですね。
で、校正作業はこんな感じ。

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RedSea RCP の添加剤には計量カップがついてくるんですけど、それがたくさん余っているのでそれに各種校正液を入れて校正します。
ここで非常にやっかいというかわかりにくいのが、校正液の選択。
通販で買うときには事前によく調べて買わないと間違った校正液をかってしまうことになります。
うちにはpH、Redox(残存酸素容量)、濃度の各センサがあるので、それぞれ専用の校正液を使うことになります。
ただし、アクアトロニカのセンサは炭水・海水の両方に使えるので校正液の選択も間違えないようにする必要があります。
まずpHの場合。
アクアトロニカではpH7とpH10の校正液を使います。
高性能なものだとpH4を加えた3つの校正液で校正しますが、pH4は淡水で使うときのみ。
濃度の場合も淡水と海水では違うものを使う必要があります。
さて、センサの固定ですが、うちではこんな感じでやってます。

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センサを水槽やサンプに浸して使っている方も多いと思いますが、うちでは塩ビ管にセンサを固定するためのソケットをつかって固定しています。
このお話はまた違うときにしたいと思います。