1/4×1/2フィメールアダプタって聞いて、どんな部品だか想像できますか?

ちなみに、浄水器を使われている方は、付属しているハードチューブが1/4という規格で作られていることはご存じかと思います。

この1/4という数字、何を表しているかというと、1インチ、つまり2.54センチの1/4(=0.6cm)という意味なんです。
実はこのハードチューブや関連するパーツはちょっとしたホームセンターでも取り扱っている場合があり、その規格が1/4であればそのまま流用することが可能です。

たとえば、うちでは時々200リットルくらい海水を作るんですが、そのタンクまでRO水を引っ張ってくるためのチューブをホームセンターで調達しました。
ただし、多くの場合エア専用ですので、購入する場合は液体に使えることも確認してください。

さて、「1/4×1/2フィメールアダプタ」はなにかというと、「0.6cmと1.2cm規格のチューブを扱うための部品を相互接続するための部品」というになるわけです。

身近なところでは、浄水器が水道の給水栓から水を分岐させる部分でこの部品が使われています。
通常は最初からこの部品がついていますのできにすることはありません。

しかし、3年近く使っているうちの浄水器、とうとうハードチューブの差込口が甘くなってきて、ハードチューブの噛み込み力に比べて浄水器が反発する水圧の方が勝ってしまい、ついにはチューブが勝手にぬけるという事件が起きてしまいました。
今回は目の前でおきたのでよかったのですが、これは不在時に起きていたら大変です。

R/O水で貯めている場合は精製能力が微々たるものですが、このアダプタのところから水が漏れると数分で900ミリ規格水槽を満タンにするだけの水が放出されます。

ということで、さっそく交換することにしました。
まずは現物を見てみましょう。

小さな動物園-メールコネクタ交換前
この、六角形のねじみたいな部分が1/4×1/2フィメールアダプタです。
この部品だけ取り外してみると、こんな感じです。

$小さな動物園-1/4×1/2フィメールアダプタ
この部品、特殊な部品ではなく、チャームなどの通販ショップでも取り扱っています。

交換は簡単です。

スパナなどで(できればモンキーレンチのようなものが好ましい)六角形のねじの部分を反時計回りに回して締め付けを緩め、取り外します。

部品は接着してあるわけではなく、シールテープという部品で防水処理をしているだけです。

次に新しい部品をねじ込み、再度スパナなどで締め付けるだけです。

締め付けですが、1/2インチ側にゴムパッキンが入っているので、締め付けが固くなったかな、という程度で十分です。
逆に締め付けすぎると部品を壊します。

ちなみに、部品全体を交換するとなると3000円弱必要です。

通販だと500円の部品だけを買うのにいろいろと諸経費がかかって1000円くらいになってしまいますが、必要なものだけ交換するというのもDIY的でいいと思います。

うちはちょうど人工海水が切れたので、それと一緒に注文しました。
ちなみに、すべて交換するとおそらくこちらの商品になると思われます。

海水魚の飼育はDIY的要素がありふれてます。
できそうな部分は自分で手掛けてみるのもいいと思いますよ。