新年あけても何だかんだで慌ただしく、やっと今日初売りに行ってきました。
いや、いわゆるショッピングモールの初売りは元旦に済ませたのですが、魚の初売りには今日初めて行きました。
去年後半はとりあえず自宅水槽をそれなりに見応えあるものにしたかったので、ブリードを含めたミドリイシを買い集めたり、大型魚の半成魚などを買ってきたりして、すこしずつ水槽のバランスを整えてきました。
ミドリイシも大型魚もそれなりにそろえたので、あとは以前からの趣味で生体購入を締めくくりたいと思っていました。
それは、「ミドリイシ水槽に入れるハナゴイ」の大人買いです。
僕のブログを昔から読んでいただいている方はおぼえていらっしゃるかもしれませんが、インドキンギョハナダイ、バートレットアンティアス、パープルクイーン、スミレナガハナダイ、スレッドフィンアンティアス、ケラマハナダイとさまざまなハナダイ、ハナゴイに挑戦してきました。
元来性格の弱いパープルクイーンを除けば、震災前まではいくつかの水槽に分けて長期飼育していましたし、ハーレムができる状態まで達成していました。しかし、震災と避難の影響で放棄せざるを得ませんでした。
これまでも購入する機会はありましたが、飼うのであれば満を持して飼いたいと思っていました。振り返ってみれば2年弱、待ち続けてきました。買いたい、という衝動に駆られることもありましたが、そこはぐっと我慢してきました。
そしてやっと、ある程度満足できる環境がととのったので、最後の締めくくりとしてハナダイをいれることにしました。
今回入れたのは、「スレッドフィンアンティアス」12匹です。
$小さな動物園-スレッドフィンアンティアス
ホントは、バートレットアンティアスを買いたかったのですが、さすがに予算オーバーになってしまうこと、正月で魚が流通していないということもあってバートレットアンティアスを在庫している店が少ないこと、また在庫してても腹びれあたりに凹みがあり、成長に疑問が点くことなどから購入をやめました。
ちなみに、スレッドフィンアンティアスはバートレットアンティアスを欲しい人が代わりに買う魚だと巷では噂されているようです。
ところで、お店に行くときにはまだどのハナダイにするか候補がきまっていませんでした。
というのも、お店にどのハナダイが残っているのか分からなかったからです。
関東圏内のショップが作っているWebページでも確認しましたが、在庫数まで確実に把握できるのはチャームとB-BOXの八潮店くらいです。
しかし、両者とも全体的に在庫不足です。
ということで、狙った先はB-BOXの松戸店。
ここは店長ご本人がハナダイ好きということもあり、常に何らかのハナダイが在庫している状況です。
実際お店を訪れた時も6種類以上のハナダイがいました。
そこで僕が目を付けたのは以下の3つのハナダイ。
●フチドリハナダイ
●スレットフィンアンティアス
●アカネハナゴイ
最初はフチドリハナダイに目が行きました。エサ食いを確かめつつ、いくつかのポイントを確かめました。状態は悪くなさそうです。
しかし、水槽に手を近づけてみると全体的に逃げる様子が見られます。まだ人馴れしていないということもあるでしょうけど、iPhoneに入れていた資料によれば、40m以上のドロップオフに住んでいるということもあり、下手すればレイアウトの隙間から一切でてこないということもあり得ます。
また、ヒレがすでに縁どられた個体もいくつか見られます。つまり、全体のうち数匹はオス化しているということです。
ということで、却下。
次にスレッドフィンアンティアス。
最初、見た目的にはパッとしない個体でした。
メスの黄色い筋もあまり見られず、いまいち色彩に欠ける感じがしました。
しかし、エサ食いが半端ではありませんでした。釣りで言う入れ食い状態。
しかも、表に出てきやすい魚なので、こんなに好都合はありません。
色の問題は、与えるエサを工夫して色揚げしてみるしかありません。
こんなわけで、今年の初セリ、ではなく初買い物はハナダイに決定しました。
12匹まとめて買いましたが、できるだけ長く飼育できるように努力したいと思います。