たいてい土曜日の夕方は水槽のメンテナンス時間です。
コケ取りなどもそうですが、機材類の設定もまだ十分ではなかったので、そこまでやってしまいました。
まずは今日やったことのおさらい。
1)コケ取りとガラス面拭き
2)アクアトロニカのセンサ類取り付け
3)ドーシングポンプの整備
4)水質測定
って感じです。
まずはコケ取り。
一週間(たまに数週間分)のコケ取りをします。
リン酸塩の値は高いのですが、以前と比較するとミドリゴケの発生頻度が少ないので、ある程度様子をみながらコケ取りします。
友達からは「ちゃんとコケ取りしなよ」と言われますが・・・
小さな動物園-コケ
ガラス面に焦点を合わせて撮影しました。
ミドリゴケと、シッタカがそのコケを食べた後がよくわかります。
小さな動物園-コケ取り後
あまりきれいに撮影できていませんが、コケ取り後。
普通のキャビネットと比較して、今回作ったキャビネットは高さがあるので、水槽下部のコケ取りは結構ギリギリです。
あまり頑張ってやると水があふれてしまうので、気を付けながらコケ取りします。
小さな動物園-ポリッシャー
最後に、ポリッシャーで磨いておきます(実際は、すべての作業が終わってから拭きます)。
次に、バルクサンプ(現在はイージーサンプ)のフィルタを取り替えます。
うちはウールマットではなく、ウールバッグを使っています。
これは一週間で数回取り替えます。
小さな動物園-フィルタ
この後は、アクアトロニカ関連製品の取り付け。
アクアトロニカとは、水温やpHだけでなく、残存酸素容量(ORP)、塩分濃度や分単位で制御可能な電源ボックスなどのセットです。
決して安くはありませんが、一度使い始めると手が離せません。
先日までは仮配線で取り付けていたのですが、今回は気合を入れて背面版の空いたところに取り付けます。
小さな動物園-モジュール
まずは、取り付け治具の位置を決めます。
まずは治具にモジュールを一個取り付け、配線の引き回しに無理がないことを確認し、電動ドライバで治具を取り付けます。
小さな動物園-アクアトロニカ設置
モジュールを設置した状態。
ちょっとまがったのが許せませんが、まぁこんなもんでしょということで。
小さな動物園-息抜き
途中、今朝寄ったコーラルタウンから自宅に戻る間のTSUTAYAで借りたCDをitunesにいれて息抜き。
さて、息抜きしたところでドーシングポンプ周りを整理します。
一つは、リーフエナジーをドーシングポンプで供給できるようにすること。
もう一つはチューブ配管を整理することです。
とりあえず、ポンプ整理前の画像はこんな感じ。
$小さな動物園-ポンプ整理前
これを、もうちょっときちんとした感じまで整理します。
では、まずリーフエナジーからドージングポンプまでのパイプ配管に必要な下準備を。
小さな動物園-ふた穴あけ前
リーフエナジーをはじめとするボトルのキャップには穴が開いていないので穴をあけます。
チューブが通る穴はもちろんのこと、空気抜きの穴もあけます。
小さな動物園-ふた穴あけ後
こんな感じです。
次にポンプに配管します。
小さな動物園-ポンプ拡大
なるべく余裕を持たせつつも、同じユニットの配管がきれいにそろうようにチューブの長さを切りそろえます。
小さな動物園-排出口
次に、添加剤の投下口を作ります。
カルシウム、マグネシウム類はサンプに入れますが、リーフエナジーについては水槽に直接いれることにしました。
理由としては、サンプに入れても効率よく添加剤が水槽に回らない可能性があること、また添加を増派ポンプ(MP10)の真上で行うことで、より効果的な添加が行えるようにするためです。
整理後はこんな感じになります。
小さな動物園-ポンプ整理後
ポンプから水槽へのパイプは、マグネットポンプから水槽への送水管に沿わせました。
中央に見える白いパイプがそれになります。
配管が終了したらいよいよポンプの稼働。
小さな動物園-ポンプ稼働拡大
まずはボトルからポンプまでの間で薬液の漏れがないかどうか確認。
小さな動物園-ポンプ稼働
次に水槽に添加剤が届いているかどうか確認します。
と、本日の整備はここまで。
水槽はこんな感じ。
小さな動物園-全容
ホワイトバランスを整えないで撮影したので色味がおかしい(コバルトスズメが赤い...)ので、今度きれいに撮影しなおします。
さて、最後に水質検査です。
チェックする項目は大きく分けて二つ。
一つは硝酸塩とリン酸塩、もう一つはカルシウム、重炭酸塩、それにマグネシウムです。
小さな動物園-Caテスト
これもテストキットを使って調べます。
小さな動物園-Ca測定中
テスト専用のボールとかタオルを用意しておくと顰蹙を買わずに済みます。
ちなみに、清掃用にはIKEAの小さいタオルを使ってます。
測定結果はこんな感じ。
Ca 420
KH 11.5dKH
Mg 1520
Ca, KHはいい感じなので、値を調整しつつ添加を続けます。
Mg については過剰なので、しばらく添加を中止します。
NO3 4ppm
PO4 .64ppm
硝酸塩についてはこんな感じですが、リン酸塩がなかなか落ちません。
これは今後も研究が必要な感じです。
以上、長くなりましたが本日の活動をご紹介。