昨日ちょっと時間があったので、カルシウムリアクターを作ってみました。
450水槽なので、カルシウムリアクタを付けるほどでもないのですが、ZEOvitで要求されるCa=410ppm, Mg=1300ppm を満足させるためには添加剤で調整するか、Caリアクタを使うかです。
添加剤を加えるよりも、リアクターを使った方が管理もコストも安いのでCaとMgについてはリアクターをつかうことにしました。
作ったといっても、前回のようにアクリル板から作り出すのではなく、自宅で余っている機材を活用して作ることにしました。
カルシウムリアクターとして改造の的になったのは、ReefOctopusブランドのナイトレイトリアクター。
一時は硫黄メディアを使って脱窒させる機材として脚光を浴びましたが、調整の難しさ、およびバイオペレットの登場でショップではほとんど見かけなくなりました。
以前、特価商品として販売されていたのをナイトレイトリアクターとして使っていましたが、いまは使っていないので、これをカルシウムリアクターとして使用することにします。
小さな動物園-Caリアクター
ナイトレイトリアクターをカルシウムリアクターとして利用するにあたって、特別難しいことはありません。
ナイトレイトリアクターに簡単な加工を行い、二酸化炭素を吹き込む部分を追加するだけです。
難しくないといっても、適切な場所に穴をあける必要がありますし、ねじ切りする必要もあります。また、6mmの専用チューブを手に入れる必要があるのですが、それは追って触れたいと思います。
さて、自作カルシウムリアクターでどの程度パラメータが改善されたのでしょうか。
RedSeaのキットを使って検証します。
CO2の添加スピードは1泡/秒です。
Caですが、昨日300ppmだったのが310ppm、Mgが1240ppmが1300om、KHが9から10です。
CaとMgの値はZEOvit推奨値通りで満足なのですが、KHが高いのがちょっと不満です。
水替えをKHの低い安い人工海水で行えばちょうど良いKHの値になりそうな感じなので、それを視野に入れたいと思っています。
実際には数日様子を見てみないことには何とも言えませんが、極端な値になっていなかったので安心しました。