みなさん、こんばんは。
そして、応援のメッセージを頂いた皆様、どうもありがとうございました。
いまだ震度3規模の余震は残っていますが、ずいぶんと落ち着いてきました。
のこり3日大きな余震がなければ乗り切れると思います。
さて、twitterではいろんな人が呟いていますが、報道では報告されてない部分で問題が生じ始めています。
東北の太平洋沿岸は壊滅的な被害を受けました。
死者は数万人規模になるとも言われています。
この現状を報道することは、報道機関としては当然の義務だと思います。
しかし、地震の被害は海側だけでは無いのです。
たとえば福島県。
地域分けとしては浜通り(常磐線沿線)、中通り(東北本線沿線)、それに会津若松があります。
ニュースで注目されているのは浜通で、相馬やいわきの津波が報道されています。
その被害は映像でみれば一目瞭然です。
仙台から夜中、国道6号でつくばまで帰ってきたことがありますが、浜通りは坂道はなく、ひたすら平野が広がります。
なので、津波の被害が大きいことは容易に想像できます。
ではなぜ、東北新幹線が不通なのか、その理由を皆さんはご存じでしょうか。
あまりニュースにはでていませんが、東北新幹線の那須塩原以北は、線路、橋脚、架線(専門用語では「がせん」と発音します)が壊滅的なダメージを受けているのです。
なので、東北新幹線の運行が元に戻らないのです。
茨城県もあまり報道されないのですが、かなりダメージを受けています。
今回の地震が3つの大きな地震の連鎖(宮城沖、福島沖、茨城沖)で起きたことはご存じかとおもいます。
最後の茨城沖の地震が茨城県地区にかなりダメージを与えているのです。
つくば市内でも、被害の温度差があります。
マンション類の高層階に住んでいる人たちはかなりのダメージを受けていますが、低層階は比較的被害を免れています。
うちの例はかなり極端かもしれませんが、同じマンションの人と話した感じでは、高層階ほどダメージが高いようです。
事実、夜になると3階より上の電気は消えています。
停電ではないのです。
避難しているのです。
ガソリン、水、食料の争奪戦も始まっています。
自動販売機からは「水」が消えました。
みんな先を争って買い集めているのです。
ガソリンスタンドには1km以上の行列ができています。
ガソリンが今日にでも底をつくという噂があるためです。
行列に割り込んだりして、今にでも争いが始まりそうな雰囲気すら感じられます。
今日も停電・断水があったため、外食産業はほぼすべて営業を中止しています。
夜、看板の電気がついているのでその店で食事しようと近づいても、実際は営業していません。
地震がおきたあと、昼間に避難されているので、看板の電気を消しわすれているのです。
今日の詳しい行動については、僕のTwitterを見てもらえばわかりますので、何があったのかはTwitterを見てみてください。
もちろん、茨城県周辺は仙台や福島の浜通りにくらべれば影響は小さいです。
しかし、震度6規模の被害を受けていることには違いありません。
ある程度おちついたら、地震への備えや生き残り術(大げさですけど)について書きたいと思います。