2月は28日しかないというのもありますが、あっという間に28日になってしまいました。
師走の12月よりも早くすぎている気がします。
実際、仕事も年度末ということで忙しいですしね。
3月中旬になると途端にヒマになるのですが...
というわけで、最近マメにBlogを更新できないばかりか、皆さんのブログも斜め読みになってしまってますスミマセン。
時間がとれたら過去の分までゆっくり拝見したいと思います。
さて、BioPelletsですが、なかなか成果があがりません。
硝酸塩については満足以上の効果があるのですが、リン酸塩については0.26ppmを下限に減ることはありません。
それどころか、逆に値が上昇していることもあります。
一番の問題点は、ペレットの表面にバイオフィルムができると流動性が悪くなるという点でしょうか。
これは個人的で、かつ客観的な感想ですが、PAO(ポリリン酸蓄積細菌)の働きが活発になると、バイオフィルムの生成速度が速くなるような感じがします。
また、VERTEXのProBioPelletsよりも、SeaSlugのPhosBallsの方が膜ができやすい感じです。
PhosBallsは、湯葉みたいな膜ができることがあります。
本来であれば、ペレットが流動することによって表面のバイオフィルムがはがれ落ち、そこに新しいバイオフィルムが生成されるのでしょうが、水流だけでバイオフィルムをはがすのは結構難しい感じです。
LSS研究所のバイオペレットリアクターはどのような感じなのか見たことがないのでわかりませんが、自作リアクターだと流動開始から1週間ほどで動きが悪くなり、2週間くらい経過するとペレットがほとんど動かなくなってしまいます。
しばらくはその状態で様子を見ていたのですが、やはりリン酸塩の値は落ちることがないようです。
面倒でも、リアクターの中を攪拌して、ペレットの流動性をあげるしか無いようですね。
海水の吹き出し口も何度か改良していますが、まだ決定的な形状まで至っていません。
いま、次の改良案を計画中です。
できれば日常的な工具で作れるような吹き出し口が良いのでしょうが、次の計画は旋盤というちょっと特殊な機器を使わないとできない形状です。
その旋盤も、自宅では無く職場のもので、しかも最近導入したので(まだ箱すら開けてない)、次の計画までしばらく時間がかかりそうです。
それまでは、地道に攪拌するしかなさそうですね。
皆さんのところはいかがでしょうか。