昨日は久々にまったりと過ごしてしまいました。
あまりにも寝すぎため、こんな時間の更新です。
ところで今、ケーブルのヒストリーチャンネルで「昭和力(しょうわりょく)」という特集で記録映画を放送しています。
東京タワー、霞が関ビル147M、名神高速道路、佐久間ダム、青函トンネルと昭和を代表する大工事の記録映画なのですが、戦後日本の回復力の源がなんだったのかをしることができたような気がします。
どの工事も、現場の最先端で働くとび職や技術者たちは、今日事故で死んでしまうかもしれないという気持ちで働いていたんだと思います。東京タワーなんて、命綱なしでとび職がリベット打ちやってたわけですから。
平成になって、IT技術が進歩すると、「そんなのは虚業だ」っていう人も出てきました。
「虚業」という考えは反対ですが、現実とコンピュータ化された社会との一体感がなくなって、リアルさがなくなったのは間違いないと思います。
たとえば、FXや株式取引で大金をもうけても、損しても現実感がないのは本当です。
昨日、久々に地上波を見ました。
奇跡ゲッター BOOTBAAS ってのを見ていたのですが、その中でむかつくマジシャンというのが出ていましたね。
15年前に証券マンをやめたということですが、その少し前に株式取引が完全電算化されているんですよね。
昔は手サインで、熱気あふれる取引をやっていたのですが、そこから人間味がなくなってしまったため、マジシャンの道を選んだのかもしれません。
さてさて、今日はRedSeaが始める新しいプログラムをちょっとだけ紹介。
コーラルフィッシュの最新号を見た人は知っていると思いますが、4月かRedSeaがミドリイシ育成のための新しいプログラムを日本でも展開します。
ZEOvitとは全く違うコンセプトで栄養塩を減らし、色揚げを行います。
栄養塩の低下にはNO3:PO4-Xという製品を使いますが、PO4の除去に硫黄系バクテリアかメディアを使うようです。メディアと言ってもゼオライトのような鉱石ではなく、単なる添加剤です。
ZEOもBPもPAOを使っていましたが、NO3:PO4-Xはどのようなメカニズムでリン酸を減らすのでしょうか。
また、ミドリイシも「育成段階」と「色揚げ段階」の2ステージに分け、色はともかく高KH状態でミドリイシをしっかりと育成させるステージと、KHを下げ色揚げを目指すステージの2つに分かれています。
また、添加剤も必要最低限とし、色揚げのための添加剤も色別に4種類と厳選しています。
また、ZEOvitのようなULNS(超低栄養塩状態)を目指すのではなく、色揚げ段階でも硝酸塩、リン酸塩をごくわずかに残すところが従来の手法と異なっています。
CF誌では、「コストが一番の問題」とありましたが、ZEOvitでも日常使う添加剤を考えると決して高くありません。
日本での販売開始は4月ということですが、今後の動向が楽しみです。