アクアトロニカですが、ヨーロッパでは新製品が発売されているようです。
●KORALIA WAVE MODULE (ACQ455 USA)

日本では価格の問題なのかあまり有名になりませんでしたが、コラリアには12V版というのがあり、専用のコントロールモジュールに接続して多彩な波を再現できるのですが、それをアクアトロニカと連携させるユニットです。
一応、パワーモジュールにもウェーブコントロール機能がありますが、周期的なON/OFFだけと限られています。
紹介文にも”user can create many different effects using different pump combinations at different times of the day. “とあるので、複数のポンプを組み合わせて、その日ごとに違った組み合わせの波を作ることができるようです。
また、文中に dimming という言葉が多用されているので、単なるON/OFFだけでなく、滑らかに変化するON/OFFが再現できるのだと思われます。
●Tunze Pumps Module (ACQ460)
TUNZEのウェーブボックスといえば、知る人ぞ知る「波らしい波」を再現できるユニットです。
海では、塊として海水が移動することで波が発生しますが、TUNZEの製品を使うとそれが再現できます。
SPSもですが、LPS水槽にウェーブボックスを使うとナガレハナ系のサンゴが大変美しくたなびきます。
Tunze Pumps Module はこのウェーブボックスをアクアトロニカから制御するためのユニットのようです。

●BAR-LIGHT DIMMING MODULE (ACQ441)

LEDとならんでにわかに注目を浴びているT5蛍光灯の制御モジュールです。
単なるON/OFFであればパワーユニットで可能ですが、この製品も”Dimming”という言葉がついていることから、T5蛍光灯の明るさを調節できるユニットのようです。
このユニット1つで4本の蛍光灯をコントロール可能で、最大4モジュール16本のコントロールができるそうです。
もし、半年前にこの製品が出ていれば、VertexのIlluminaではなくこちらを買っていたかもしれません。
どのモジュールも魅力的なので、日本でも発売してほしいですね。