なんにでも興味を持ってしまう自分です。
ただ、最近は時間と体力が持たなくてやりたいけどやれない状態が続いてます。
一時期はヘルシオで調理にはまってました。
焼き物にしても、煮込み物にしても、ヘルシオでやっちゃえば安全ですからね。
火を使う調理だと目が離せないのでガスコンロの前にいるしかありません。
でも、ヘルシオであれば火を使わないし、温度センサや水蒸気の変化などで調理の進行具合を自動で判別してくれるので、安心してほかの作業に取りかかれます。
さて、かなり長期間やっていて、最近やっていない趣味の一つが鉄道模型。
やり始めたのは小学校のころ。
鉄道模型って、Nゲージと呼ばれる1/150スケールの電車でも、1両(1編成ではありません)買うのに2000円くらいかかってしまいます。
もちろん、車両ごとに値段が異なったりするのですが、たとえば新幹線16両1編成作るには3.2万円かかってしまいます。
ただその前に、16両編成作ると2m24cmくらいになってしまい、とてもふつうの部屋では再現できないという難点がありますが...
そういうわけで、小学校から高校までは細々とやっていました。せいぜい単線で、駅あたりに行き違いができるようにポイントを配置して...という具合です。
一番はじけたのは大学生の時ですね。
バイトでお金が入るというのもありますが、鉄道模型の専門店は地方に少なく、都会に多いので、大学進学とともに関東地方に引っ越してきた自分にとっては、あらゆる条件がそろっていました。
場所は、アパートの押し入れを空っぽにして、そこにレールを引いていました。
もちろん、複線で、車両を留置する車両基地をつくったり。
その当時、ある家電量販店でも鉄道模型を扱っていました。
ある日、レイアウトプラン集(という本があるのです)に乗っているレイアウトを再現したくなりました。
思い立ったらやらないと気が済まない性格なので、札束(ってほどでもないですが)握りしめて家電量販店へ。
メモした品番のレールなどを買い物かごにどんどん入れてゆきます。
そのときたまたま隣にいた小学生の、うらやましそうに僕のかごを見つめる姿は今でも忘れません。
レイアウトは押し入れにつくっているので、毎回片付ける必要はありません。
大学は理系なので、4年生になると研究室に配属されるのですが、大学から帰ってきたら思う存分電車を走らせてストレス発散してました。
時には研究室の後輩が見に来てハマってしまったり。
しかし、大学院修了後は衣装ケースにしまったままになってしまいました。
数回くらいはあそんだかもしれません。
さて、例によって話の本題はここから始まるのですが、大学時代に集めたレールや電車を、今回大放出することにしました。
決して飽きた訳ではありませんが、レールを広げて楽しむスペースがないこと、収納スペースが限られているため、何かを処分する必要が生じたこと、それにデッドストックするくらいなら誰かに有効活用してもらいたいこと。
これらの理由でオークションにだすことにしました。
このブログの右側にオークションで出品しているもの一覧がありますが、ここ数日は鉄道模型関連の商品が表示されていると思います。
もちろん、落札していただくわけなので、走行テストを行い商品の状態を見極め、写真を撮影し、出品内容を箇条書きにしてゆきます。
すべてを一まとめにして出すよりも、機関車だけとか、ブルートレインだけという具合に分類した方が落札もしやすいので、ある程度分類して出品します。
出品も、落札期日を集中させると発送が大変なので、1日3件の落札を目安に締め切りを設定します。
そして、落札者が決定したら、送付先や最終落札額の確認を行った後、商品を発送します。
商品の発送ですが、段ボール箱やプチプチなどをホームセンターから購入し、きれいに梱包して発送します。
模型自身が繊細で壊れやすいというのもありますが、はやり信用が一番なので、梱包は気合いを入れて行います。
海水魚を通販で買うとしても、水漏れした状態で届くよりも、きちんとパッキングされており、冬にはホッカイロ、夏は保冷剤で水温を保った状態で届けてくれるお店が信頼を得ています。
また、信頼を得ている店ほど、発泡スチロールの中に敷かれた新聞紙が丁寧に折り曲げてあるんですよね。
なので、仮に1円で落札されたとしても、梱包は丁寧にやります。
...
さて、今日も3件ほど落札していただきました。
が、今日はとても白熱した入札合戦になっていました。
自分の予想落札価格を遙かに超える価格まで上昇。
あと1分で終了というときに新しい入札が入り、5分間延長になったり....
鉄道模型も、最近はカタログに載せている一部の製品を季節に分けてつくるためか、以外な商品に高値が付くようです。
見ているこちらまでハラハラします。
しかし、残念なのは「嫌がらせ」が入ることです。
「嫌がらせ」とは、オークションとしての手続き、商品の説明などを十分に行っているにもかかわらず、「ルールに反した出品をしている」と、オークションの主催者(Yahoo!)に連絡する落札者がいることです。
誰とは特定していませんが、ある落札者の想定価格をこえ、それ以上お金を出せないという状況のときに、「ルール違反の連絡」が行われているようなのです。
いままで、PC用品やアクアリウム関連(あまりにも色々だしたので、一部では海水をやめると噂されてし
まいました)など出品してきましたが、このようなことは一切ありませんでした。
しかし、鉄道模型の出品に限って、この手の嫌がらせが入るのです。
同じ趣味を持つ人間として、大変悲しく思います。
自分の想定価格を超えて上昇する落札価格を見ていると、上限を決めれば良かったと思うときもありますが、出品した商品をいくらで買うかはその人の価値観で決まるわけなので、あえて無制限にしています。
本物のオークション、たとえば毎日オークションやサザビーズ、クリスティーズなどがありますが、これらのオークションではオークショニアー(Auctioneer, 進行役)がなるべく高値で落札させるため、「公正な手法」で値段をつり上げます。
しかし、ネットオークションではオークショニアーはいません。
落札者同士の駆け引きだけで値段が決定します。
基本的に出品者は途中で介入できないので(一応、任意の時点で終了させるというオプションはありますが)、出品した商品が最終的にいくらになるのかは、落札者がその商品に対して出せると思った金額と、あとはその価格を提示する勇気だけできまるわけです。
それなのに、意味のない嫌がらせをしてくるというのは、なんとも大人げなく、悲しいことだと、今日のオークションを見て感じずにはいられませんでした。